パークゴルフ場 建設問題

上尾市は
戸崎地区にある
公共残土埋立地
約6ヘクタールを
公園にする計画を
20年ほど前から
進めてきました。

この計画が
本格的に形になってきたのが
ちょうど4年前の
平成24年から。


この年に
自治会・農地整備組合・町づくり協議会
この3者で構成された検討委員会が
立ち上げられ
協議が始まりました。


当初の案をみると
まさに
緑豊かな憩いの公園を
作る計画そのもの。


しかし
平成25年3月に開かれた
第3回検討委員会で
市は
9ホールのパークゴルフ場と
テニスコートなどを
加えた案が提案。


検討委員会のなかで
いろいろ意見や要望が
出されていたにも関わらず
ほぼ了承されたとして
なぜか市は
第3回で
検討委員会を
解散しました。


ところが、です。


その後
地権者で構成される
農地整備組合からの
要望も受け
市は
公園全体を
36ホールのパークゴルフ場で
埋め尽くすような公園へと
大幅に変更。


この変更された案について
市はこの間
平成26年2月に
第4回検討委員会を開き
地元の合意を得たものだと
議会に
くりかえし
説明してきました。


しかし❗


そもそも
第3回で解散しているのに
なぜ第4回があるのでしょうか？


議事録のどこを探しても
「第4回検討委員会」が
開催された形跡は
ありません。


議事録に残っているのは
第4回検討委員会ではなく
市主催の「説明会」。


議事録にも存在しない
第4回検討委員会について
日本共産党は
委員会や議会で質問し
追求しました。


すると
どうでしょう。


市は「説明会」のことを
第4回検討委員会と
読み変えただけだ(驚❗)と。


こんな答弁が
ありでしょうか。


存在してもいない
第4回検討委員会を
開いたと説明することは
どう考えても
虚偽の発言であり
とうてい
認められません。


市に
瑕疵があるのは
明白です。


しかも
大幅に変更された案を
「説明会」で示すまでの1年間
市は一度も
検討委員会に参加してきた
自治会や町づくり協議会に対して
説明がなかったことも
明らかに。


本当に
ため息が出ます。


市は
何をやっているのでしょうか。


いずれにしても
地元から
抗議の声が
上がっています。


住民の要望に
しっかり耳を傾け
理解が得られるよう
計画の見直しも含めて
市の誠意ある対応が
強く求められています。


そして
もうひとつ。


虚偽については
これを素直に認め
議事録の訂正を
すべきです。


いまの
上尾市政の
ずさんさが
このパークゴルフ場問題でも
浮き彫りに。


市民の声が届く市政に
変えていかなくてはと
痛感します。