大正製薬跡地の開発は周辺住民の要望や不安にこたえて

最後に
4点目の
私の一般質問です。

 「（仮称）西上尾ショッピングセンターの
大規模小売店舗立地法に基づく
住民説明会」が
３月２日・３日に
行われました。


上尾道路ができ
ガソリンスタンドができ
石丸電気ができ…と
非常に目まぐるしく
開発がすすんでいる
小敷谷の
ロッテリア交差点付近。


周辺住民の方が
非常にショックを
受けたのは
大正製薬の緑が
すっかり
切り倒されたことでは
ないかと
思います。


１時間半の
住民説明会では
とても時間が足りず
道路の交通渋滞
安全対策に対する不安
心配の声が
上がりました。


全国では
大型のショッピングセンターの
進出により
周辺の商店街や
小売店が
次々つぶされ
その後
ショッピングセンターが撤退
というような例が
後をたちません。


私は
今回の開発が
こうした事態に
至ることは
避けなければ
ならないと考え
何点か
質問しました。


●この開発に、市はどのように関わってきたのか。開発事業者にどのような指摘をし、改善を求めてきたか。地域への貢献について、今どんな話し合いをしているのか。
→開発区域のなかにある区画街路に歩道をつけることや、事前説明会を開き地元対策をしっかり行うよう指導した。

●開発地には希少植物が非常に多くあったが、どんな配慮が行われたか。
→希少植物の移植先に、こどもの城公園や丸山公園を提供した。

●周辺の商店街やスーパーとの競合についてどんな対策を考えているか。
→市内最大の小売店舗となり、近隣の商業環境へ与える影響は大きい。「上尾市商業の振興に関する基本条例」の中で、大型店等に対し地域貢献に努めるよう定めている。商工会議所と連携しながら共存に向けた調整を図るとともに、必要な支援を市として行っていく。具体的には、カードリーダーの設置、イベント等の販売促進事業、商店街の取り組みにたいし、さまざまな補助金を出し支援したい。市内農産物の販売や、市内障害者団体の授産製品の販売、展示スペースとしての利用や雇用についても、開発事業者と協議を行っている。

●道路の渋滞について。ショッピングセンターの駐車場への出入り口で、どのような対策を講じていくのか。開発地北側の道路は、区画整理中の道路であるが、第一団地と接していて、子どもたちの行き来による事故が大いに考えられる。どのような対策を講じるのか。
→出入り口の渋滞対策は、敷地内の誘導路を長くすることや、警備員の配置で対応する。

●また、この北側の道路には中央分離帯ができ、第一団地から出てくる時に右折ができなくなる。非常に使い勝手の悪い道路の形状になる。中央分離帯を切断し右折もでき歩行者も渡れるような形状にするという考えはないのか。また、路面標示で注意を喚起し安全に渡れるようにする考えは。
→区画整理組合や上尾警察署と協議していく。

●夜11時までの営業という届け出だが、周辺住民への影響についてどのように考えているか。
→事業者に対し、夜間の住環境への慎重な配慮を求め、適切な対応をとるよう指導していく。
 

私は
質問に先立って
第１団地と
第２団地の
商店街を回りました。


そのときに
寄せられた声は…


「もう、あきらめてるよ。何軒かはつぶれるね。いまさら、何を言ってもムダなんだろう。開発するんだから。もっと商店街のこと、小さい店のことを考えてほしいよ。お祭りに共催して、すこしでも寄付してくれたらだいぶ違う。大きい店が来ると、客が集まるから、商店街にも人が来るというけれど、それはない。逆はあっても、商店街に客が来るっていうのはないよ。お年寄りが困っちゃうよ、こういう小さい店がつぶれると。大型の店じゃ、話すこともなくなる。商店街は、お年寄りが立ち寄って、店でおしゃべりもできる、防犯の役割だってしてる。本当に大変になるよ」


本当に
切実です。


私は
条例に則って
商店街のみなさんの
思いや要望を
市が
丁寧にくみ取り
支援を強めるよう
強く要望しました。


また
開発地の北側の
道路については
第一団地の方たちが
不便にならず
また安全なものになるよう
道路の形状と
路面標示の工夫を
再度
求めました。


6月まで
開発事業者は
住民からの
意見を聞く期間を
設けています。


たくさんの意見を
届けていくことが
とても
重要です。


みなさんもぜひ
意見をあげていって
ください。


・・・・・・・・・・


写真は
真剣勝負の
わが家の
囲碁男子たち。


ほたるっこも
囲碁女子に
なってしまったので
夕食後の
囲碁タイムのとき
家族の中で
唯一
私だけ
仲間に
入ることが
できません。


う～む。。。



さぁ
明日は
久しぶりの
早朝宣伝だわ！


もぅ
寝なくては！！


オヤスミナサイ。