おしゃべり

9歳の息子との
おしゃべりが
たのしい。

学校の勉強が
くり返しばかりで
つまらないこと・・・


友だちの家族が
亡くなったこと・・・


最近
元気がなくなった
先生のこと・・・


みんなに
いつも
からかわれている
友だちのこと・・・


ゲームで
一番好きな
キャラクターのこと・・・


友だちの
パパとママが
わかれること・・・


さいきん
宿題をがんばってる
おもいは何か
ということ・・・


サッカーと
バスケの
どっちが
どういうふうに
好きかということ・・・


いろんなことを
話してくれる。


とくに今
いろんな友だちと
遊ぶのに夢中で
あの子はこういう子
この子はここが好きと
思いを熱く
語ってくれる。


へぇ～
ほぉ～
そうなんだぁ～


聞きながら
あぁ
いろんな感情を
こうやって
みんな
獲得していくんだなぁ・・・


と思う。


選挙中は
なかなか
忙しくて
二人の時間が
もてなかったけれど
かえちゃんが
具合が悪くなり
治りかけのときに
すこしだけ
一緒にでかけた。


食欲が
だいぶ戻って
ピザパンを
ぱくぱく
食べていた。


食べられるって
ほんと
しあわせだね～


そんなふうに
おしゃべりしながら
あぁ楽しいなぁ
子どもが
大きくなるって
いいなぁと
思った。


息子とはいえ
べつべつの
人間だから
すべてを
理解することは
お互いに
むずかしいかも
しれない。


それでも
それぞれが
思っていることを
伝えあいながら
いつまでも
こんなふうに
おしゃべりできる
親子でいたいな。


大人の思いを
押しつけずに
きちんと
子どもの思いを
受けとめられたら
いいな。


これからも
未熟な私を
よろしくね
かえちゃん。