父と母

私の実家は
千葉県の木更津市です。

両親は
私が12歳のころから
パン屋さんを営んでいます。


ここ
4～5年ものあいだ
両親は
国民健康保険税と
市県民税を
納められずにいました。


滞納額は
約80万円。


医者にもかかれず
ガマンできる
ギリギリまで
辛抱し
限界にたっしたら
病院へ・・・


そして
医療費を
100%支払い
もう
2度目に行くお金は
手元にない･･･


両親は
そういう状態であっても
子どもたちに
心配をかけまいと
なにも言わずに
耐えていたんです。


今年に入り
このことを知り
私は
なんとも言えない気持ちに
なりました。


私が
世の中おかしいな
と思うときに
一番最初に
うかんでくるのは
両親の姿です。


まじめに生き
まじめに働いても
医者にもかかれない･･･
人間らしく
くらしていけない･･･


こんなのって
なんなのでしょうか？


これが経済大国？
これが豊かな国？


わが国のリーダー
安倍さんは
参院選挙のＣＭのなかで
こう言っています。


成長を実感に！


なんの成長が
私たちに
実感されているでしょうか？


どうも
大企業が
バブルの時期よりも
ばくだいな大もうけをし
成長しているらしい


このことくらいしか
私は
成長を実感していません。


みなさんは
どうですか？


両親の
滞納していた
2つの税金は
きょうだい3人で
支払うことに
決めました。


そして
昨日ようやく
短期の
健康保険証が
発行されました。


本当の
健康保険証が
発行されるのは
まだまだ先の話。


月20000円ずつ納めて
3年後の
2010年の8月に
ようやく
滞納分を
完納することが
できます。


そうこうしている間に
新しい納付書が
両親のもとに
届きました。


無慈悲です。


これについても
きょうだい3人で
納めることに
決めました。


国民からは
きっちり
がっちり
1円の取りこぼしもなく
税金をしぼりとりながら
その一方で
一夜にして何百万円も
飲み食い代につかう政治家がいる･･･


こういうのを
許していては
やっぱり
ダメです。


いつまでたっても
世の中
変わりません。


選挙は
それこそ
国民一人ひとりが
1票という武器を
その手にもっています。


この1票は
一夜にして
革命さえ
おこしてしまう･･･


蕨市長選挙の
結果をみて
そう
痛感しました。


世の中を
よくしていくためには
心から信頼できる政党へ
この人となら
一緒に世の中を
よくしていけると思える候補者へ
私たちの1票を
投じる・・・


これしかないと
つよく
つよく
思います。