仕方なくない！

居間全体に
敷かれた布団。

その上に
みんなで乗っかって
テレビを見ている
ほのぼのショット。


やっぱり
家に帰ると
ほっとする。


今日の
福祉常任委員会は
ほんとうに
濃かった。


福祉関係は
こまかい事業が
たくさんあって
審議すべきことが
ほんとうに多い。


事業の内容について
説明をもとめたり
予算の増減の
理由を聞いたり
指摘や要望をしたり
賛成したり
反対したり
そんなふうにして
市長が提案する
議案について
慎重に審議していると
いろいろなことが
わかってくる。


何を大事に
しようと
している予算なのか。


福祉予算の
こまごました
削減について
「ほかにも同様の手当があるから」
「県内でも上尾しかやってないものだったから」
という風に
こともなげに
当局から
説明され
そうか
ならば仕方ない
という空気が
流れる。


「お金には
限りがあるんだから
そんなに手厚く
してられないよ」と
委員がつぶやく。


こうやって
市民から選ばれた議員が
仕方ない
仕方ない
と言って
福祉の積み上げが
まっさきに
削られるのを
受け入れて
なにも言わずに
賛成していくのだ。


仕方なくない！


豪華な駅舎に
改修するのに
莫大な税金を
投入することまで
仕方ない
仕方ないと
必要なのだからと
なんの見直しもされず
すすめられている。


仕方なくない！！


明日は
また
福祉常任委員会。


きっちり
市民の目線で
審議にのぞもう。


一般質問の
準備も
すすめて
いかなくては・・・