太平中学校の入学式

今回で70回目となる
太平中学校の入学式に
先日出席しました。

今回は
保護者としての
参加でもあり
ドキドキ。


いよいよ
息子が
中学生になるのだなぁと
しみじみ
感慨にふけって
しまいました。


来賓として
今年は
私があいさつを
することになっていたので
前日
いろいろと
思い巡らせました。


あぁ
これだなぁと
何かが降りてきて(笑)


誰か一人でも
何かの時に
ふと
「あの人、こんな話してたっけ」と
思い出してくれたら
いいなぁと
思っています。


以下が
私のあいさつ(お祝いの言葉)です☆


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新入生のみなさん、ご家族のみなさん、ご入学おめでとうございます。
ただいま、ご紹介いただきました、市議会議員の秋山もえです

本日は、先輩議員であります島田一孝議員、秋山かほる議員とともにお招きいただき、ありがとうございます。

今年は、保護者の一人としても、今日が迎えられたことを心から嬉しく思っています。

みなさんには、好きな言葉がありますか。
私にも、いくつかありますが、その中でも大好きな言葉のひとつが「みんなちがって、みんないい」です。金子みすずさんという方の詩のなかに出てくる一節です。

なぜ、この言葉に魅力を感じているのかなぁと、あらためて考えたのですが、きっと「みんなちがって、みんないい」はずなのに、社会の状況や現実はそうなっていない。だから、「みんなちがって、みんないい」世の中にしていきたいな、と、私自身が思っていることに気がつきました。

みなさんは、小学校で、日本国憲法を、少し習いましたか。
この憲法の中に、じつは「みんなちがって、みんないい」が出てくるんです。
憲法第13条です。読みますね。

「すべて国民は、個人として、尊重される。生命、自由、及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とする」と書いてあります。

すべて国民は、個人として、尊重される。
すべての人は、それぞれ、一人ひとりが最大限尊重され、大切にされなくてはならない。ここには、日本という国が目指している理想、目標が書かれています。

「みんなちがって、みんないい」
これは簡単なことではないです。でも、心の中にしっかり刻んでおきたい言葉だなぁと、思います。

今日、入学されたみなさんが、お互いにぶつかることがあっても、お互いの考え方を、意見を尊重し合って、お互いを大切にしながら、なによりも、自分の気持ちを大切にしながら、すてきな3年間を送られることを心から願って、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。
本日は、本当に、おめでとうございます。