2016/04/03 (Sun)
取り上げました。
ようやく
念願の平方北小学童が
来年度には
開所する見込みです。
しかし
心配なことが…
現在
平方北小と平方東小の
児童が通っている
平方学童には
なんと今年度
70人を超える児童が
入所するとのことで
保育の安心安全が
懸念されているのです。
保護者の方から
心配の声が寄せられています。
なんとか早期に
開所するよう
求めました。
前向きな答弁があったのは
学童保育所の
保護者が送迎時利用する
駐車場料金の負担について
今後は
保護者負担を無くしていく
という答弁が!!
繰り返し求めてきたことでもあり
本当に嬉しいです☆
以下が
議事録です。
ぜひ
ご覧ください。
・・・・・・・・・・
最後に、大きい項目3点目、大規模学童の解消と学童保育料の軽減を求め質問いたします。子ども・子育ての新制度が始まる前は、大規模学童というと70名を超える学童保育所を指していましたが、新制度が始まって学童の適正規模は40名となりました。子どもたちの放課後の生活、安全な保育環境を考えると、40名程度の規模にしていくというのは、私自身も学童に子どもを通わせている一保護者としてそのとおりだとうなずけます。しかしながら、現在、経過措置の期間ですので、全ての学童を適正規模にということではまだこれは道半ばで、適正規模にすべく今市も努力されていることかと思います。
現在経過措置となっている、40名を超えて1人当たり1.65平方メートル未満の学童保育所、そして40名を超え、1人当たり1.65平方メートル以上の学童保育所、これが経過措置となっておりますが、それぞれ何カ所あるかお答えください。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 平成28年4月の入所見込みということで申し上げますと、平均利用児童数が40人を超え、児童1人当たりの面積が1.65平方メートルに満たない放課後児童クラブは4カ所ございます。また、40人を超えているが、1.65平方メートルは確保されている放課後児童クラブは9カ所ございます。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 合わせて31カ所ある学童保育所のうち、お答えになったのは13カ所ということでした。これについては、40名定員で、1人当たり1.65平方メートル以上の学童保育所にしていく必要があるわけです。
とりわけ、40名を超えて、1人当たり1.65平方メートルに満たない4つの学童、原市、大石、平方、中央小、この4つの学童については早期の対応が求められます。全ての学童を適正規模に整備するためにクリアしなければならない問題は何か伺います。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 本市では、放課後児童クラブの規模を国のガイドラインに準じ、最大70人として整備してまいりました。平成27年度からは、国の省令で定める基準に従って条例を制定し、おおむね40人以下となりましたが、順次整備していく時間が必要なため、経過措置が設けられております。
70人を超える放課後児童クラブにつきましては、支援の単位を2つに分けて対応してまいりますが、平方学童保育所や上尾小学童保育所のように1人当たり1.65平方メートルを下回る施設においては、支援の単位を分けることができませんので、増改築等による拡張や民設クラブの設置などで解消を図ります。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 対策が急務なところから整備をして、順次やっていくというお答えだったと思います。
今議会において、いよいよ平方北小学童の開所に向け予算が計上されております。本当にうれしいです。担当課とNPO法人のご努力を大きく評価したいと思います。
気になる点について伺います。今年度の平方学童入所者見込み数についてお答えください。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 平成28年4月ということでよろしいでしょうか。来年度になりますが。
〔「済みません、訂正します」と言う人あり〕
〇子ども未来部長(井上建一) 来年度の4月ということで申し上げますと、平方学童保育所の児童数は登録児童数で72人と、また平均利用児童数は62人となる見込みでございます。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 質問の「今年度」としたところを「来年度」というふうにちょっと訂正したいと思います。済みません。
平方北小学童の設置のスケジュールについても伺います。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 平方北小学童保育所の工事スケジュールにつきましては、国と県から子ども・子育て支援整備交付金を受けるため、交付金の内示後に工事請負契約を締結することとなります。例年、交付金の内示は6月末ごろであるため、7月上旬に工事請負業者の入札、7月中旬に契約を締結して、8月中旬に工事着工、地盤改良等の外構工事を行い、10月ごろから本体工事、そして3月上旬の完成を予定しております。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 先ほど答弁にありましたように、入所見込みは72人と、平均利用児童は62人というので、40人も入れば部屋が満杯になる平方学童にとって、これまで経験したことのない多くの人数の児童が入ることになります。
昨年の4月、61人入所するということで保護者が驚いていましたが、来年度は72人でスタートとなります。落ちついた保育環境ではなくなり、安全な保育はできなくなるのではないかと保護者の方たちが不安な声を寄せてくださっているのですが、なるべく早期に平方北小学童を開所してほしいというのが保護者の願いであります。開所について、早めることができないのかどうか伺います。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 完成し次第、開所できるよう努めてまいります。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 端的に答えていただいたのですけれども、そのとおりなのですけれども、開所を早めていただきたいなという思いなので、ぜひできる限り、工事の方はあると思いますけれども、その点は早期に開所できるようにぜひご努力をよろしくお願いいたします。
上尾の学童は保育料が高いというふうに、他市から引っ越してきた保護者の方に私もよく言われるのです。実際に上尾は、生活保護世帯、非課税世帯など所得の少ない方でも必ず払うべきおやつ代、保護者会費、NPOの会費を合わせれば保育料は1万円を超えてしまいます。学童の中には、保護者が利用する駐車場の代金を徴収するところもありますので、入所する学童によって保護者負担に差があるわけです。
何点か伺います。上尾市の学童保育料は県内で高い方から何番目か伺います。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 埼玉県が平成27年5月1日を基準日として実施した埼玉県放課後児童クラブの整備及び運営の状況調査の結果におきましては、上尾市の料金の平均は7,729円となっておりまして、63市町村のうち高い方から26番目となっております。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 26番目と、高いというのが分かりました。
所得状況に応じて引き下げる、あるいは負担軽減の拡充などを検討していないか伺います。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 低所得世帯に対する保育料の負担軽減策は、自治体によってさまざまです。現在、他市の状況を調査研究し、検討しているところでございます。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 現在検討してくださっているというご答弁をいただきましたので、ぜひ負担軽減を拡充する方向で進めてください。
それからまた、駐車場代について負担しているところがあるというふうに先ほど述べましたが、そうした学童は幾つあり、1世帯当たりの負担額について伺います。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) 駐車場がなく、保護者が駐車場を借りている放課後児童クラブ6カ所ございます。負担額は、利用者1世帯当たり月額300円から700円程度となっております。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 6カ所ということで、6カ所は、上平北、西上尾第1、大石南、平方、大石北、大石北第2だと伺っておりますが、保護者負担をなくしていく検討はされているのか伺います。
〇議長(田中 守議員) 井上子ども未来部長。
〇子ども未来部長(井上建一) NPO法人あげお学童クラブの会では、必要な駐車場については同法人で借り上げる方向となっております。
〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 法人で借り上げてくださると、つまり保護者負担をなくしていく方向でNPOと今話し合いを進めているというお答えでした。繰り返し求めてきたことでもあり、既にこの検討を始めているということで、本当にうれしいです。
しかしながら、NPO法人の財政が圧迫されたないかどうかという点も非常に不安でもあります。今後、NPOとよく話し合いをしていただき、借り上げるための予算措置の支援、市も行うことを含め、これについてはご検討くださいますようにお願いいたしまして、私からの一般質問を終わりにいたします。ありがとうございました。(拍手)
〇議長(田中 守議員) 拍手はご遠慮ください。
以上で16番、秋山もえ議員の一般質問を終了します。