日産ディーゼルの派遣切りにあった方の相談

日産ディーゼルに
派遣されていた方が
昨年の12月末で解雇され
約1か月間も
上尾市内の公園などに
寝泊まりして
命をつなぎとめていました。

今日の
pm2時～4時まで
上尾駅東口にて
日本共産党上尾市議団と
上尾・伊奈・桶川労働組合連合会(ＡＯＩ労連)が
共催でおこなった
無料の「くらしと雇用の相談会」。


ここに
はからずも
日産ディーゼルに
つとめていた
派遣労働者の方が2名
「10日もごはんを食べていません」
「恥ずかしいのですが…」
と相談に来てくださいました。


どちらの方も
市外出身の方でした。


故郷に帰る
お金さえ
持ち合わせて
いませんでした。


住むところもなく
何日もお風呂にも入れず
空腹のまま
どんな思いで
市内を歩いていたのか…


言葉に
なりませんでした。


すぐに
おにぎりとお茶を買ってきて
食べてもらっている間に
市役所に連絡をとり
かすや議員と
遠藤議員が
生活保護の申請のために
市役所へ彼らを連れて
むかいました。


こんなとき
日本共産党は
5人の議員団だからこそ
すぐに色々なことが
できるのだと
痛感します。


私はpm4時半から
別の生活相談があり
森島さんとともに
そちらに
むかいました。


遠藤議員に
あとから
聞いたところ
なんとか
市から
当座のお金をもらえ
一時的に
寝泊まりできるところを
確保したとのこと。


今後は
1週間くらいで
ＮＰＯなどの施設を
市がさがし
そこに入ってから
本格的に
ちゃんとした住まいを
見つけるために動く
とのことです。


市長は
先日
大変ひどい発言を
しました。


日産ディーゼルの
派遣切りにあった200名のうち
上尾市民は3名しかいない
などと言って
他人事でした。


それが
駅のデッキで
たった2時間
労働相談会を
ひらいただけで
2名も
日産ディーゼルの
元派遣社員の方が
相談にきたのです。


１ヶ月間
寒空のなか
過ごしていた
方たちが。


市長は
この現実を
どう受け止めるでしょうか。


市長の
資質と政治性
想像力と人間性が
問われます。