うそのない生き方

気がつくと
いつも夜10時を
まわっている。

子どもを
保育所に
迎えに行って
家に着いたら
すぐに
洗濯機を回しながら
夕食の準備。


息子と私だけなら
カレーでもいいけれど
Ｂａｂｙの離乳食も
つくりながらだから
なかなか大変(>。<)


さぁ！
食べるわよ！


という
私のかけ声で
食べ始め
食べ終わった食器は
Ｂａｂｙに
ひっくり返されないよう
すぐに
流しのなかへ。


Ｂａｂｙは
ところかまわず
食べかすを
いっぱい
落としながら
パクパク
ムシャムシャ。


さて
それが終わると
流しの片づけ
お風呂入れ
保育所の連絡ノート書き
歯磨きなど・・・


スムーズには
いかないことばかり。


ときおり
喧嘩やトラブルも
多発。


Ｂａｂｙは
9時半には
ミルクを飲ませ
ときに
背中におぶって
寝かしつける。


そんなこんなで
気がつくと
10時すぎ。


そして
夜は
鼻水とセキで
ぐずるＢａｂｙが
何度も起きる。


夫とともに
悪戦苦闘しつつ
浅い眠りにつく。


Ｂａｂｙは
早朝6時には
起床。


それに合わせて
起きられず
遅れて
7時過ぎに
少しずつ
重たい腰を
あげる。


気がつくと
もう8時。


朝ごはんを
あわてて準備。


うっかり
ご飯がないときは
ショック(+_+)


ときに
食べるものが
何もなくて
コンビニに
車を走らせる
こともある。


「早寝・早起き・朝ごはん」の
むなしい響き。


現実は
遅寝・遅起き・なんとか朝ごはん
という感じ。


理想の
生活リズムには
ほどとおいけれど
子どもたちは
保育所があるおかげで
おいしい給食と
自由に遊べる場が
保障されて
すくすく
たくましく
育ってくれている。


14日に
侑人ちゃんの裁判が
ひらかれた。


この裁判は
2005年8月に
上尾市の
市立上尾保育所で
園児の榎本侑人ちゃんが
本棚の中に入り
熱中症で死亡した事故について
遺族の両親たちが
損害賠償請求訴訟のこと。


この日は
侑人ちゃんの
ママとパパの
口頭弁論が
行われた。


侑人ちゃんへの
愛しい思いを
語るママとパパ。


侑人ちゃんに対する
担任の先生の
日々の対応や
保育所の連絡ノートに
書かれていたことへの
憤りを語るママとパパ。


新井市長(当時)の
市議会での発言について
怒りをこめて語るパパ。


なかなか
真実が
浮かんでこない裁判。


白か黒か灰色なのか
見えてこない
本当のこと。


うそのない
生き方がしたい…


体裁だけ
形だけを
整えることに
必死になるような
生き方は
したくない…


ふと
心に
そんな思いが
こみあげてきた。


次回の
侑人ちゃんの裁判は
3月18日(水)11時30分から
さいたま地裁にて。


次回で
結審となる。


どういう結論を
裁判官は
下すだろうか。


市議会議員として
保育所保護者として
子どもをもつ母として
人間として
この裁判の行方を
しっかりと
みとどけたい。