憲法改定と橋下市長発言 市長の見解は!?!

 

日本国憲法改定と
橋下大阪市長の
従軍慰安婦問題に
対する
市長の見解を
質しました。

安倍政権が
復活して以来
自民党などの
改憲派の
主張が目立ち始め
日本国憲法
第96条の改定や
それつづく
第9条の改定への動きが
激しくなっています。


しかし
世論調査では
過半数以上の国民が
それぞれの条文について
改定を望んでいません。


また
橋下大阪市長が
日本軍「慰安婦」は必要だった
と発言し
国内外から
批判の声が
上がっています。


国連の
人権条約にもとづく
拷問禁止委員会からも
日本政府に対し
「性奴隷制の
罪に対する
法的責任を
公的に認め
加害者を訴追して
適切な刑罰に
科する」よう勧告が。


私は
市長に
質問しました。


日本国憲法を
日々の行政運営に
生かしていく努力は？


憲法第96条
及び
第9条の改定
また
橋下市長の発言に
対する見解は？


市長は・・・


「憲法第92条の
基本理念
（地方自治の基本原則）に
もとづいて制定された
地方自治法にもとづき
総合計画を策定し
その実現のために
行政運営をしている」


「憲法の
国民主権
平和主義
基本的人権の尊重の３つは
戦後大きな役割を
果たしてきたと
考えている。
しかし制定から
67年目。
国際社会の状況も
大きく変化し
時代の要請に即して
改正の声があがるのは
自然なこと。
自治体の首長として
96条と9条への
見解は差し控える」


「橋下市長の
発言については
遺憾に思う」


こういう
答弁でした。


日本国憲法を
行政運営の軸に
しっかり据えている
という
気概や信念を
答弁からは
感じられませんでした。


そして
なによりも
憲法改定への
見解については
答弁を
避けるなど


およそ
憲法を尊重し
擁護する義務を
負っている首長だ
という姿勢は
まったく見えず
市長の見識が
疑われるものでした。


日本国憲法の精神を
行政運営のすみずみまで
しっかり生かしていくよう
強く求めました。