第3次補正予算の成立に思う

21日に成立した
2011年度の
第3次補正予算。

このなかで
計上された
除染費用は
わずか2400億円。


福島・飯館村だけでも
除染費用は
3224億円と
試算されてます。


やる気を
疑わせる予算組み。


すでに先んじて
各自治体が行っている
除染にかかった費用を
国が責任をもって
負担をするという姿勢が
見えません。


民主党は
この第3次補正にかかわり
財源確保法案を
11月中に
成立させる
つもりでいます。


25年間で
8,8兆円の
所得税＆住民税の
増税を盛り込み…


法人税については
あれこれ手を加えつつも
実質的には減税をして
しかも3年後には
年間1,2兆円もの
大幅な減税を
財界に約束。


庶民に増税
大企業に減税…


いつぞや
経験しました。


そうです。


旧来の自民党政治の
やり方そのもの。


庶民増税による
税収は
すっかり
大企業への減税に
飲み込まれてしまう。


復興財源は
1円も生まれてこない。


なんてことでしょう!!


「思いやり」予算など
米軍関連経費と
政党助成金を
中止すれば
それだけで
25年間で
8兆円以上の
財源がつくれます。


法人税の減税と
証券優遇税制をやめれば
25年間で
42兆円の
財源が生み出せます。


財界とアメリカの
要望が
いつも中心におかれている
古い政治から
さよならすれば
復興をしっかり
支えることが
できます。


原発事故の
賠償と除染費用は
まずもって
原発事故を引き起こした
東京電力が
負担すべきでしょう。


電力業界
原子炉メーカー
大手ゼネコン
鉄鋼・セメントメーカー
大銀行など
原発で大もうけしてきた
「原発利益共同体」。


この方々にも
負担を求めるべきじゃ
ないでしょうか。


第3次補正は
これとは
まったく逆を
行っています。


東電を救う
原子力損害賠償支援機構への
税金投入を
2兆円→5兆円に増やしてます。


すでに政府は
東電へ8900億円の
税金投入を認定。


原子力損害賠償支援機構が
15日に
8900億円のうち
5587億円を
東電に交付してます。


これでは
必要な財源など
確保できる
わけがありません。


除染と
全面賠償の費用は
膨大です。


日本共産党は
東電を始め
電力業界が
核燃料サイクル計画のために
積み立てている
「再処理等積立金」など
巨額の「原発埋蔵金」の活用を
提案しています。


政府は
再処理工場を
40年間運転する
という
とても実現するとは
思えない計画を前提に…


核燃料サイクルや
放射性廃棄物の処理
廃炉の費用を
19兆円と
見込んでます。


その大半は
電力会社が
電気料金をもとに
「再処理等積立金」などとして
2020年までに
積み立てる計画。


この積立金
2010年度末の
残高は
5兆円あまり。


この5兆円を
新たに設ける
「基金」にうつし
「原発利益共同体」にも
「基金」への拠出をもとめ
除染と賠償の
費用に活用する…


いいアイデアだと
思いませんか？


これが
国会で
日本共産党が
政府に示している
提案です。


財源の問題も含め
提案をしても…


自民党政治に
リバウンドした
いまの
民主党とは
建設的に話し合える
余地がない…


という
感じがします。


本当に
国政を見ていても
希望が見えてこない。


こんなときこそ
上尾市の出番。


住民の暮らしを守る
自治体が
本気になって
がんばるときじゃ
ないでしょうか。


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今日の写真は
毎年恒例の
学童保育所のお祭り
「こどもまつり」。


今年は
30周年ということで
すべての学童保育所が
上平公園に集結!!


とっても
にぎやかで
活気に満ちた
まつりとなりました。


私は
いち保護者として
参加しました☆


ひさしぶりの
ママ友などとも
会うことができ
うれしいひとときでした♪