臨時休業

昨日の帰宅は
pm１１時過ぎ。

議長選挙や
常任委員会の改選
16本もの意見書の
採択などがあり
「おそくなるよ～」と
言われていたけれど
ここまで
遅くなるとは・・・


これでも
例年よりは
早いほうだと
言うことで
おどろいた。


そんな
昨日だったが
夕方ちかく
保育所から
電話があり
「ほたるちゃん
39度あります」
と告げられた。


すぐに
夫に連絡し
早めの迎えを
たのんだ。


病院に連れて
いったけれど
インフルエンザでは
ないという
判断だったようだ。



今日は
私が
臨時休業し
ほたるちゃんと
ひさしぶりに
終日すごした。


今朝は
38度ちょっとに
なっていた。


外にでられないので
ベランダに
敷物をしいて
ひなたぼっこした。


楓くんの
ときのほうが
仕事をセーブして
いたなぁと
あらためて
おもった。


日曜日は
よくこうして
かえちゃんと
すごした。


ほたるっことは
病気でもないかぎり
こんなことはない。


大事にしなくちゃな
と思う。


すぐ大きくなって
しまうんだろうなぁ。


16日に
上尾保育所で
ゆうとちゃんが
亡くなった裁判の
判決がくだされ
各紙が報じた。


島村市長は
コメントを
寄せた。


「このたびの判決を厳粛に受け止め、二度とこのような事故が起きることのないよう、より一層安全な保育の実施に努めてまいります。」


2005年の
事故以来
安全な保育
という名で
すすめられて
きたのは
さまざまな
マニュアルづくりと
30分ごとの人数確認
保育計画などの
記録づくりや
記録の保管
健康チェックカードや
プールカードの徹底
事務職の所長の配置や
小中学校の
元校長を
保護者の相談員として
配置することなど・・・


こうした
安全対策は
現場の保育士の
事務量を増やし
いっそう
多忙化させている。


あとで
落ち度がないように
自分たちを
守れるように・・・


残念ながら
そういう空気を
強くかんじる。


親と保育士との
距離が
ますます
遠くなる。


お客さんと
サービス提供者に
なっていく。


公立
私立
認可
無認可
ではなく
予算の使い方から
保育の内容まで
親がかかわっているか
かかわっていないかが
大事なのでは
ないだろうか。


かつて
この上尾市にも
共同保育所
というのがあった。


運営から
保育内容から
保育士の雇用から
なにから
なにまで
親がかかわる。


だから
親同士が
苦労しながらも
つながる。


子どもの発達について
保育のあり方について
学ぶし考えるし
行動する。


これが今
決定的に
上尾の保育に
足りなくなって
いるように思う。


これから
どうやっていくか。


ゆうとちゃんが
亡くなるまでの
上尾市の保育の
急激な変化・・・


とくに
2000年以降の
入所率の変化
正規・非正規保育士の数の変化
退職者の補充状況の変化
現場の困難の変化
保育所費の変化・・・


定員適正化計画による
市職員の削減・・・


残業代を減らしていく
ということから
持ち込まれた
職員会議の
時間の制限・・・


それから
新井市長(当時)の
強権的な
市政運営・・・


すべてのことを
多角的に
歴史の文脈から
読み解きたい。


科学的に
読み解きたい。


どういう
状況下で
重大な事故が
おこるのか。


ほたるちゃんは
これからも
公立保育所で
お世話になる。


いいところも
悪いところも
あずけていると
本当によく
見える。


地域にねざした
市民のための
ひらかれた保育所に
なっていけるように
親として
議員として
母として
がんばりたい。