埼玉県知事選挙の結果について

８月９日投票でたたかわれた
埼玉県知事選挙。

日本共産党推薦の
柴田やすひこ候補は
前回よりも５万６千票あまり
得票を伸ばし善戦しましたが
当選には及びませんでした。


以下が
選挙結果です。


●柴田やすひこ（共産党推薦）…22万8404票（得票率14.98％）
●上田清司（民主党出身・現職）…89万1822票（得票率58.48％）　当選
●塚田桂祐（自民党推薦）…32万2455票（得票率21.15％）
●武田信弘（無所属）…3万2364票（得票率2.12％）
●石川英行（無所属）…4万9884票（得票率3.27%）


ご支持いただいた
多くみなさんには
感謝の気持ちでいっぱいです。


これからも
柴田さんとともに
選挙中にお約束をした
公約を実現するため
力をつくして
まいります！！


それにしても
投票率が
26.63％というのは…


あまりにも
県政への関心が
低すぎます。


いろいろ考えて
けっきょくは
選挙へ行かなかった方…


よくわからないから
行かなかった方…


たくさん
いらっしゃったのだと
思います。


そうした方たちに
この県知事選挙の意義を
しっかりと
お伝えできなかったことが
一番の心残りです。


県立小児医療センターの
さいたま新都心への移転を
トップダウンで
決めた上田知事。


なんでも
数字であらわし
効果、効率をもとめ
福祉を切り捨てている
上田知事。


選挙後に
小児医療センターへ
お子さんが通っている
患者ご家族の方から
「また上田だなんて
小児医療センターを
利用する家族にとっては
引き続き地獄の日々です」と
メールをいただきました。


本当に
悔しいです。


それでも
選挙は
選ばれた方が
行政を
担っていくことに
なります。


しっかりとした
県政運営を
していただきたい。


そのためには
私たち自身が
彼らにお任せにせず
監視する必要が
あります。


しっかり
民主主義のプロセスに
のっとって…


憲法の精神のもと
政治を行っているか…


つねに監視し
場合によっては
軌道修正を求めて
声をあげていかなくては
なりません。


そうでないと
民主主義は
いつでも
危険に
さらされます。


さて
今回は
戦争法案への態度が
選挙の争点の大きなひとつとも
なりました。


上田知事自身
選挙の最終盤には
戦争法案に対し
「どちらかといえば反対」と
言わざるをえなくなり
友情支援する民主党とともに
戦争法案反対の宣伝を
駅頭でも
行っていました。


そういう意味で
自民党の推薦をうけた
塚田候補が
自民党色をうすめるのに
必死になり
防戦に回って
けっきょく
「安保逆風、自民系敗北」（10日・東京新聞）
という結果となったことは
自民党と安倍政権に対する
審判がくだされた
ということだと
思います。


「戦争法案、あれはダメだよ！
なんとかして止めて！」


県民のみなさんから
選挙中よせられた声を
グッとうけとめ
いっそう
がんばっていきます！