就学援助入学準備金 来年度から入学前支給へ

就学援助制度
というのは
低所得世帯の
小中学生のお子さんの
給食費や学用品などに対して
経済的な支援をする制度です。

繰り返し
日本共産党として
制度の充実を求め
質問してきました。


とりわけ
入学準備金については
ランドセルの購入などに
使うため
入学前にこそ
支給してほしという声が
あがっていて
今年の3月31日には
文科省通知も
出ています。


6月議会で
わが党の
平田議員が
就学援助の入学準備金を
入学前に支給するよう求め
質問しました。


すると
市は
来年度から
入学前に支給すると
答弁しました。


本当に
うれしい！


他自治体では
すでに
入学前支給が
広がっており
今年度
実施した自治体も
たくさんあるので
上尾市の対応は
遅いと言わざるを得ませんが
それでも
まずは
一歩前進したことを
喜びたいと思います。


ちなみに
3月議会で
新日本婦人の会から
入学準備金の
入学前支給を求める請願が
提出されていました。


しかし
このとき
自民系の新政クラブや
公明党は
反対をしました。


ところが
不思議なことに
6月議会で
公明党の戸野部議員が
平田議員と同様に
就学援助の入学準備金の
入学前支給を求める質問を
したのです。


あれれ？


公明党さんは
入学前支給に
反対していたのでは
なかったの？


と思いました。


もちろん
いいことは
議員みんなが
とりあげて
みんなで
実現させていけば
いいと思いますが
こういう不思議なことが
上尾市議会では
よくあるのです。


実現する
という見込みが
見えたら
質問する。


そして
実績だと
宣伝する。


直前まで
ずーっと
反対していたのに。


市当局から
情報をもらい
質問するのでしょうか。


驚くばかりです。


思い起こせば
こども医療費の
中学卒業まで
無料化を実現するときも
同じことが
起きました。


市議に当選してから
私は毎議会
自分の公約だった
こども医療費の
中学卒業までの無料化を
早急に実施してほしいと
繰り返し
質問しました。


ある議会で
また今回も
質問しようと
通告しておいたら
市の職員がきて
私に
今回はこの質問は
やめませんか
と言うではありませんか。


なかなか
前進しないけれど
今回も質問します
と私が言うと
実は秋山もえ議員の前に
公明党の鴨田さんが
質問するので
やりますと
答えるんです
と市の職員。


このとき
公明党として
初めて
こども医療費のことを
議会で質問したわけですが
それが
「実現する」と
市が答える時なわけです。


まことしやかに
言われているのは
日本共産党の実績にだけはしたくない
と市(？)が考えているのではないか
ということ。


そうなのかも
しれませんし
そうでは
ないのかしれません。


いいことなら
会派を越えて
力を合わせる。


これは
とっても
大事なことですし
いまほど
その姿勢が
重要なときは
ないかもしれません。


それでも
現実に議会で起きるのは
なんだか
不可解な現象。


それでも
日本共産党としては
市民のみなさんの声を聞き
一緒に運動を広げ
議会で繰り返し
取り上げてきたことに
自信をもって
がんばっていきたいと
思っています。


なによりも
入学準備金の
入学前支給が
実現でき
とっても
とっても
うれしいです❗


引き続き
拡充&改善を
求めていきたいと
思います。