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2024/04/20 (Sat)
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2017/11/10 (Fri)
11/8(水)のam9:30から
臨時議会が開かれました。

臨時議会開会前に
代表者会議が開かれ
田中守議長から
辞職願が出されたと報告が。


そのため
前日から準備していた
臨時議会の内容が
がらっと
変わりました。


前日の代表者会議では
辞職の意思を示さない
田中議長に対して
不信任決議と
議員辞職勧告決議を
可決するための準備を
進めていました。


さらに
報酬差し止め条例を
来週あたりに再度
臨時議会を開き
可決させる方向だったのです。


しかし田中議長の
辞職願によって
不信任などの必要はなくなり
代わりに
議長選挙が
行われることに。


臨時議会が始まり
市長の辞職願の承認までは
スムーズに進みました。


先日行われた衆議院選挙の
選挙費用の専決処分についても
質疑を経て可決。


しかし
午後からは
簡単には進みませんでした。


それはなぜか。


理由は
この期に及んで
新政クラブの小林守利議員が
「苦渋の決断をし、議長に立候補することを決めた」と
代表者会議で
表明したからです。


公明党の橋北議員は
「何も話はない」とし
ただただ
新政クラブからの候補者を
推す姿勢を崩さず。


これに対し
政策フォーラムの町田議員は
「小林議員がどうこうではなく、新政クラブから出るというのは、今回はやめるべき。いつもの数の論理じゃなく、誰がいいのか話し合うべきだ」「どこかで折り合いはつかないのか」「マスコミもあきれている」


そして
わが党のかすや団長は
「今回、新政クラブにいた田中議長が逮捕されたわけで、新政クラブは自粛すべきだ。新政クラブから議長が選ばれたら、市民は納得しない。市議会は変わらないと、市議会を解散しろという声が強まるはず」「苦渋の決断をするというなら、出ないという決断をすべき」「もし公明党が新政クラブを推すならば、市民の批判は免れない」「新政クラブが議長にならないことが、一番の自浄作用。市民から信頼されるには、新政クラブから選出しないことだ」
と何度も何度も
立候補を取り下げるよう
迫りました。


日本共産党市議団は
代表者会議を傍聴して
かすや団長のがんばりを
応援しました。


こうした
代表者会議のやりとりが
4回目となったときの最後
こんなやりとりが。


●小林議員「これでは話が進まない。政策フォーラムや共産党は誰を出すのか。教えてほしい」
●かすや団長「名前を挙げたところで協議の余地はないということなら、採決に持ち込みたいということでしょう」
●小林議員は「最終的にはそうするのが議会。副議長にまかせるしかない」
●かすや団長「暴走しないでほしい。副議長一任はダメだ。副議長、本当にやるんですか」


その後
休憩中に
共産党と政策フォーラムと無会派で相談し
採決をボイコットすることを
決めました。


こんな暴走は許さない。


この意思表示を示すには
これしかない。


13人で足並みをそろえ
ボイコットしよう。


まもなく
5回目の代表者会議が開かれ
新政クラブから立候補するなら
ボイコットすることを伝えました。


かすや団長が
「マスコミは、いますよね」
とプレッシャーをかけました。


マスコミは
今か今かと
待っていました。


新政クラブと公明党が
暴走する絵を撮るために。


しかし
それから何があったのか
なかなか
新政クラブ内の協議が終わらず
2時間くらい経ったでしょうか…


かなりの時間を経て
6回目の
代表者会議が開かれ
小林議員から
「議長候補は取り下げる。お詫びする。ご迷惑をかけた」と。


おぉぉぉぉ!!!


思わず心の中で
大きく大きく
ガッツポーズ!!!


しかし
代わりに
公明党の道下議員が
立候補する、と。


かすや団長は
「公明党は田中議長を推挙した会派でもあり、先ほどまで小林議員を推していた。公明党からも出るべきではない」
と伝えましたが
新政クラブは公明党を推す、と。


こうして
新政クラブの
小林議員が
立候補を取り下げるまで
じつに10時間が
経過していました。


こんなことで
これだけの時間を
費やすのが議会。


なんとも呆れますが
それでも
このたたかいは
重要でした。


議長選挙が
行われたのは
すでに午前1時過ぎ。


議長選挙の結果は
●町田議員11票(共産党は町田議員に投票)
●道下議員18票


新議長は
道下議員に。


その後
渡辺副議長から
副議長の辞職届が出され
副議長選挙に。


副議長選挙の結果は
●町田議員18票(共産党は町田議員に投票)
●白票11票


町田議員の
副議長就任のあいさつでは
今回の事件にも触れ
真相究明の決意も述べられ
本当によかったです。


町田議員
さすがでした。


その後は
再発防止を誓う決議が
賛成多数で可決。


そして最後に
「西貝塚環境センターの入札に係る調査特別委員会」
の設置が決定しました。


この調査特別委員会は
地方自治法第98条に基づくもので
のちのち
100条委員会に
発展させていくことを
代表者会議で
確認しています。


調査特別委員会の委員長は
政策フォーラムの
井上議員。


副委員長は
わが党のかすや議員と
公明党の橋北議員です。


真相究明に
議会が一丸となって
取り組んでいきたいと思います。


代表者会議での攻防が
繰り広げられた
今回の臨時議会。


かすや団長の大奮闘には
脱帽でした☆


さすがブレない共産党!!
さすが期を重ねた団長!!


がんばったかいがあったと
市議団みんなで
称えあいました。


いろいろいろいろあった
長い長ーい臨時議会。


家に着いたのは
早朝6時でした。


眠くて眠くて
たまりませんでしたが
上尾市議会の新しい夜明けを感じ
さわやかな気持ちでした。


それにしても
新政クラブからの
議長選出でなく
本当によかったぁ。
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プロフィール
趣味:
カフェめぐり、バスケ、ネイル、整理整とん、詩をかくこと、歌うこと、図書館通い(*´∀`)
自己紹介:
秋山もえ/ 上尾市議会議員3期目/ 家族は夫&こども3人/ 1976年2月11日に千葉県木更津市に生まれる/ Ally(性的マイノリティ支持)/ 手話を勉強中/ 自営パン屋を営む両親の手伝いをしながら育つ/ 小・中・高校と陸上競技、水泳、ロードレース、バスケットなどスポーツばかりの日々/ 身長170㎝/ 新聞奨学生として朝日新聞の配達・集金をしながら予備校2年間を足立区北千住&大学4年間を板橋区中板橋で過ごす/ 大学に在学中に日本共産党に入党/ ウルドゥー語(パキスタンの言語)を専攻/ 2000年3月大東文化大学国際関係学部卒業/ 2000年日本共産党埼玉県委員会勤務/ 2007年上尾市議会議員選挙に立候補・初当選/ 好きな食べ物は母がつくるすいとん、ひじき、豆腐、納豆、さつまいも、いちご、チョコレート/ お酒は梅酒を一杯くらいしか飲めない/ タバコは大嫌い/ 埼玉県上尾市西上尾第二団地2-19-503在住/ 048-783-0503/ 090-5394-7971/ mugendai2010@docomo.ne.jp
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