2014/04/11 (Fri)
もうひとつ
3月議会で
とりあげた
質問の中身を
書きます。
日本共産党がおこなった
暮らしのアンケートには
医療や介護における
不安や心配
要望がたくさん
寄せられました。
とくに
上尾中央総合病院
(以下、中央病院)
に対しては
●災害時の拠点病院になってほしい
●いつでもかかれる病院であってほしい
●中央病院の市の位置づけはどうなっているのか
…など
期待の声が
非常に大きいのが
特徴的でした。
また
小児2次救急の
24時間365日体制実現や
平日夜間及び休日急患診療所
(以下、診療所)の
診療時間の延長に対する
子育て世代の
強い要望があります。
こうした点について
市の認識を質すと…
●中央病院には
上尾市のみならず
近隣市町の
救急医療体制を
支えてもらっている。
●市の救急搬送人員は
2013年度8570人で
そのうち
市外への搬送となったのは
2867人(33,5%)。
●中央病院は
県から災害拠点病院の
指定を受けることを
目指していて
指定後は
高度な医療機能を
発揮できるように
市と病院
および
医師会の役割を
明確にする
マニュアルを整備したい。
●小児2次救急
365日体制については
あと日曜日の
輪番病院が決まれば実現する。
引き続き
中央病院と
北里大学メディカルセンターの
2つの病院に要望をしていく。
●診療所の
診療時間延長については
引き続き
医師会と協議しながら
慎重に検討する。
…との
答弁でした。
●県立小児医療センター移転問題
県において
県立小児医療センター
(以下、センター)の
移転に向けた動きが
進んでいます。
県は
現在地に
センターの機能を
どれだけ残すのかについて
患者ご家族への
アンケートを行い
把握に努めていますが
このアンケートの
結果を見ると
現在地に
今あるすべての機能を
残すことを
患者ご家族が
望んでいることが
伺えます。
しかしながら
昨年10月に行われた
県の説明会の中で
県は
NICU(新生児集中治療床)や
小児2次救急の機能について
これらは
現在地に残す機能として
検討していない
と答え
会場を驚かせました。
結局
いろいろ患者ご家族の
声を聞いているけれども
結論ありきで
進んでいるという事が
伺えます。
新生児は
救急車での
搬送時間が延びれば
それだけ
死亡の確率が上がります。
交通渋滞が
予想される
さいたま新都心への
搬送には
不安が残ります。
こうした
県の無策に対し
上尾市は
もっと怒りをもち
市内在住の患者ご家族の
代弁者となって
発言し
動いていくことが
求められています。
私は
市長に対し
「県に要望すれば
各自治体において
患者ご家族の要望を聞く会を
開催すると
県は言っている。
市内での説明会を
県に要望してほしいが
見解は」と
迫りました。
しかし市長は
「引き続き今後の県の動向を
注視し判断する。
なお多くの市町村が
(センターの移転に)賛意を示し
市長会としても
一定の方向で動いている」
という
あまりにも
情けない答弁に
終始しました。
私は
「上尾市は
県内2番目の
センター利用者数
(年間約2000人)である。
この間の
説明会に参加できている
患者ご家族は
ほんの数名。
大半の方が
移転計画自体についても
新病院の中身についても
知らされていない。
市内での説明会開催を
県に求めてほしい。
市長にも
患者ご家族の声
県の計画の実態を
もっとリアルに
つかんでほしい」
と強く
要望しました。
ほんとうに
こんな甘い認識の
首長のもとでは
安心して
子育てできない。
市長
もっと
しっかりして!!!
と思います。
もしも上尾市内の200床以下の病院と診療所が経営難でなくなり上尾中央総合病院だけしか病院がなかったらそれでも選定療養費は取るつもりなのか?
中央病院ばかり責めるつもりはないけど200床以下の病院が少ないし診療所も小児科・内科や整形外科ばかり設置していて耳鼻科とか脳神経外科や心臓外科など滅多にかからなそうな科が近くにあるとわざわざ中央病院に紹介状を書いてもらう手間が省けますが…。
これは日本の医療全体の問題なのでしっかり向き合って欲しい。 『関係ない』という意識は持たないで下さい。