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2024/11/21 (Thu)
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2017/03/29 (Wed)
今議会でも
新図書館問題を質問しました。


新図書館建設予定地の
高額買収問題については
かすや団長が質問をし
私の方は
前議会に引き続き
今ある図書館の地域分館の充実を
早急に進めるよう求めて
質問しました。


ぜひ
上尾市議会のHPから
秋山もえ質問の動画を
ご覧いただき
市長と私のやりとりを
見ていただきたいのですが…


とにかく
市長へ何度質問しても
かみ合わず
納得できない答弁が
繰り返されました。


新図書館にお金を使いすぎて
分館にはお金が回って
こないのではないか。


福祉や教育予算が
削られるのではないか。


新図書館と分館での
図書館サービスに
大きな格差が
生まれるのではないか。


市に対する不信
不安の声が
多く私のもとに
寄せられています。


結局
今回の質問でわかったこと&要望したことは…
●図書館分館の開館時間の延長について考えるのは新図書館ができてからとのこと。しかし、なぜ新図書館ができてからではないと出来ないのかについて、何度聞いても、いっさい答弁はありませんでした。1000万円の予算が組めれば延長ができると市は前議会質問で答えています。開館時間延長の早期実施を求めました。
●新図書館ができれば本を置けるスペースが13万冊分増える、と市はしています。しかし、肝心の本を買う予算がまったく増額されていません。3か年計画を見ても、3年間同額。どうやったらこれで本を増やしていけるのか、という質問に、市長はいっさい答えませんでした。
●新図書館の凍結・見直しについて求めると、「私はつくりたい」と。あくまでマニフェスト第一主義であり、民主主義不在の市政です。
●新図書館建設が財政の悪化を招き他の福祉施策の削減などにつながることになるのではないか、という質問には、今後、職員定員や給与、市債の借り入れの適正化でなんとかしていくと答えました。本当にこれで乗り越えられるのでしょうか。今後、各公共施設の更新にも費用がかかります。新図書館建設への38億円投入は、あまりにも無謀ではないでしょうか。
●指定管理者制度の導入についても、市民参加の足かせとなりえるというデメリットを示し見解を問いました。市長は、現在、検討中であり、いずれにしても市民とともに歩む図書館の実現を目指す、とし当たり障りのない答弁でした。指定管理者制度の導入は阻止すべく、今後も質問していきたいと思います。
●今回、私が強く要望したのは、地域の分館へ、正規の司書を配置して分館を軸にしたさまざまな企画に取り組んでいくこと。本館にいる正規の司書の配置換えも含めて検討するよう求めました。


なんだか前段が
長くとなってしまいましたが
以下
議事録を掲載します。

・・・・・・・・・・


次に、大きな項目2つ目、新図書館建設計画は凍結・見直しをし、今ある図書館の充実に着手をについてです。昨年の12月議会では、多くの市民の声を無視する形で18人の議員の反対により住民投票条例が否決となりました。市民の中にますます不信を広げています。住民訴訟も起きており、3月22日には第1回公判が開かれます。また、第2次住民監査請求が181人の市民から提出をされ、2月14日、監査委員会が受理しました。上尾の新図書館建設予定地の高額買収問題と、今国会で紛糾している森友学園の国有地格安譲渡問題とが重な

って見えるのは私だけでしょうか。正常な価格だ、不正はないという国会答弁を恐らく市民の多くが上尾とダブらせながら国会中継を見ているのではないかと思います。問題だらけの新図書館建設計画ですが、それでも市は粛々と進めようとしております。市民の声、願い無視も甚だしいと言わざるを得ません。

  私は、昨年12月議会で市当局に、今ある9つの図書館、とりわけ分館の充実を求め、ただしました。なぜならば、現在市は第2次上尾市図書館サービス計画に沿って図書館行政を進めているにもかかわらず、はっきり言って新図書館に対しては、これでもか、これでもかというほどさまざまな付加価値をつけていくのとは対照的に、分館の充実には全く着手している様子がうかがえません。このままでは、新図書館と分館との間にサービス内容や機能の面でどんどん格差が開いていくのではないかという不安ばかりが募ります。分館の充実は全て後回

し、分館のことは新図書館建設後に考えると、これでは市民は納得しません。

  上尾市の強みは、分館が市内にバランスよく設置をされていることです。中学校区に1つあることが理想だとも言われておりますから、分館があと2つあってもよい状況だというふうに思いますが、類似市と比べても上尾の分館数は劣っておらず、さまざまな可能性を秘めております。あらゆる世代が集まり、まちづくりの核ともなり得るのが図書館です。分館ごとに豊かな図書館サービスが展開できれば、市民参加、市民活動が豊かな上尾へと発展させていくことができるのではないでしょうか。

  12月議会で市当局は、平日午後しか開いていない5つの分館の開館時間の延長について、約1,000万円の予算をつけることができれば、午前中からの開館が可能になると答弁をしました。しかし、実施時期については触れず、行財政3か年実施計画で検討するとのことでした。また、図書館資料費を増やす計画についてただすと、これもまた行財政3か年実施計画で検討するというご答弁でした。では、どうなったかなと、新しい行財政3か年実施計画を見てみました。ところが、分館の充実の予算は見当たらず、図書館資料費は平成29年度か

31年度まで3,4302,000円、3年間同額です。つまり市が検討して出した答えは、本は増やさないということなのでしょうか。

  市長に伺います。分館の開館時間を早期に拡充、延長できない理由について伺います。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) 図書館の関係で延長、これも新しい中で開館の時間をちゃんと延長をやっていきます。

        〔「理由についてです」と言う人あり〕

〇市長(島村 穰) 結局拡大をするということでございますから、その中でやはり延長の時間とか、それも考えてやっていくということでございます。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) 私が聞いたのは、早期になぜ拡充、延長できないのかということです。もう一度伺いたいと思います。1,000万円の予算でできることです。これは、やる気になればすぐにでもできるのではないでしょうか、伺います。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) 新図書館の施設は、これは開館でございますけれども、そのときに併せてやはり延長の方も考えてございます。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) 新図書館の建設と併せてと。では、理由については、早期に拡充、延長できない理由についてはお答えはないということですか、もう一度お願いします。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) 一応今新しいときで全部時間を延長、ほかのところもやりますので、全体的な中でできたときに、全体的な延長をやるという考えでございます。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) つまり新しい図書館ができてからでないとできない理由は何でしょうか。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) 一応時間の方は、今言ったように新しいときで。その中で事前にいろいろと検討はするということでございます。ただ、一応31年のときにできる、そのときにできれば延長したいという考えでございます。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) 分かりました。では、理由はないということです。つまり市長、これはやる気がないということです。新図書館ができてからやるというのは、それはもう先延ばしですね。今できるのです。1,000万円あればできるというご答弁もいただいていますから、早期実施をこれは求めたいと思います。

  もう一点聞きます。図書館資料費を5年後に100万円増やすというのが第2次図書館サービス計画に書かれてありますが、この5年後に100万円を増やすという、この計画で図書の充実、図書資料費の充実が図れると考えているのか、市長に伺います。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) この1つの項目を取り上げて、図書の充実を図ることができるものではありません。図書館サービス計画には、さまざまな目標が設定されており、これを1つずつ達成していくことがサービスの充実につながると考えておるところでございます。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) もう一度伺います。5年後に100万円、これ各分館にしても年間10万円ほどしか配分されないという計算なのです。これでは図書資料費は増やせないと。これでは増やさないと言っているようなものではないかと私は思うのですが、この金額でどうやったら充実できるのか、お答えください。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) これは一応100万円ということでやっていますけれども、それはその年、毎年毎年いわゆる予算を計画してやりますので、一応は今形の中で100万ということで。でも、その中でどれだけ出るか、それはやはり精査して、若干伸ばすこともあります。ただ、一応現状の中では100万という形の中で考えているところでございます。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) 5年後に100万なのですよ。毎年予算を計画しているというのですが、その3か年計画が同額で変わらないということを指摘させていただいたのです。

  資料2をご覧ください。図書サービスの充実を図っている、上尾と人口規模が同じ自治体、例えば調布市、文京区では、上尾市の2倍の図書資料費を予算として組んでいます。人口が16万人の浦安市においては、上尾市の3倍近い図書館資料費となっています。図書館資料費は、少なくとも現在の倍化、6,000万円まで引き上げるよう、これは強く求めたいと思います。5年後とかではなくて、今このときにも私も利用しますが、図書館を利用している市民がいらっしゃいます。今できるサービス向上に私は真剣に取り組んでいただきたい。この

ことを市長に求めたいと思います。

  資料3をご覧ください。平成26年1月22日の政策会議の議事録です。現本館の建て替えの増築について、政策会議の中で全く議論をされていません。なぜ現本館建て替え増築について真剣に議論し、検討しなかったのか、その理由について伺います。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) 本館の建て替え、これは私もマニフェストの中で言っています。そういう形の中で、市民の皆さん方に図書館をやりたい。そんな公約をやったわけでございます。ですから、私はできればこの図書館をやっていきたい、そんな考えでおります。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) お答えになっていないと思います。つまりなぜここで現本館について全く議論していないかということを聞いたのです。とにかく新館をやりたいのだということしか答えていなかったです。議題にありながら、政策委員会において真剣に議論した形跡は全くありません。見てもらえば分かります。見積もりを出したり、それを比較することさえしていません。今議会には、市民の方から現本館の増改築、リノベーションによる抜本的な充実を図ることができる計画案、市民としての対案としての請願が提出をされております。こ

れによると、7億円程度で現本館のリノベーション、抜本的な改修は可能だというふうにしています。最少の経費で最大の効果が上がるように考えることこそ、行政のすべき仕事ではないかというふうに思います。

  市長に聞きます。今からでも遅くはありません。まだ土地を購入しただけです。現本館の上平移転計画の凍結、見直しをする考えはないのか、伺います。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) 新図書館建設は、来年度に、平成31年度の開館を、工事に着手するわけでございます。将来の上尾を見据えたときに、新図書館施設があらゆる市民の学びの場、また知の拠点として上尾の文化レベルの向上に寄与、魅力あるまちづくりの一翼を担うものと確信をして、私はつくりたいと考えております。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) 市民を置き去りにしたまま、何が何でもマニフェストを実行していくということでした。異論があっても、マニフェスト第一主義でいくと。これは、民主主義とはほど遠い市政運営であり、これでは市民の理解は到底得られないということを強く指摘したいというふうに思います。

  もう一つ、市長に伺います。上尾市は、経常収支比率が県内でワーストフォーであります。上から4番目です。財政が硬直化し、余裕がない自治体となっています。今後さまざまな公共施設の更新も予定をされておりますが、38億円もの税金を新図書館建設に投入することは、経常収支比率をさらに高くすることになり、さらに硬直化し、他の福祉施策などの削減や縮小につながるのではないでしょうか、市長の見解を伺います。

〇議長(田中 守議員) 島村市長。

〇市長(島村 穰) 先ほども申し上げましたが、新図書館複合施設は将来の上尾を見据えたあらゆる市民の学びの場、また知の拠点として整備を進めるために、今後も定員、給与、市債の借り入れの適正化などにより経常的経費を抑制し、市民負担が過大にならないように努め、安定的な財政運営を考えておるところでございます。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) 今議会にひとり親家庭の小・中学生に対する入学祝金を政策的に廃止することが市長から示されました。約200名分、200万円前後の市単独事業の廃止であります。事あるごとに年々扶助費が上がるとして、ほんの数百万円の福祉予算さえ削減をしながら、事新図書館建設にかかわる事業費には土地、建物の高額買収もいとわない。40億円近い税金の投入もちゅうちょなく決定すると。こんな市政が続くならば、ますます市民からの信頼を失い、何よりも公債費が財政を圧迫し、未来の世代、子どもたち、孫たちにそのツ

ケを押しつけることになることは疑いありません。新図書館建設計画は凍結をし、計画の全面的な見直しを図るよう強く求めたいと思います。

  私は、ことしに入り、上尾市の図書館ボランティアに登録をいたしました。先日図書館ボランティアの視察がありまして、春日部市立中央図書館の見学と春日部市図書館友の会の方たちとの懇談に参加をさせていただきました。懇談の中で印象に残っているのは、春日部市立中央図書館が来年度から指定管理になるということで、ボランティアが成り立たなくなることを懸念した声でした。私は、何が心配なのですかと伺いました。すると、この友の会の方は、指定管理になればもうけを上げる民間業者を利することになるため、市民のボランティアは

成り立たなくなる、できなくなるとのことでした。上尾市がもしも今後図書館に指定管理を導入したとしたら、やはりこれは市民のボランティアが成り立たなくなる。読み聞かせなど学校現場と連携をしたボランティアについてもどうなるのかと、不安の声が上がりました。指定管理を導入した場合、図書館の企画に市民がかかわること、市が目指している市民とともに歩む図書館となることが困難になると考えますが、見解を伺います。

〇議長(田中 守議員) 保坂教育総務部長。

〇教育総務部長(保坂 了) 管理運営の方法については、現在も検討中ではございますが、いずれにいたしましても図書館サービス計画に基づく市民とともに歩む図書館の実現を目指してまいります。

〇議長(田中 守議員) 秋山もえ議員。

16番(秋山もえ議員) 佐賀県に伊万里市民図書館という図書館があります。この図書館のエントランスを抜けると、図書館の自由に関する宣言が大きく掲げられているといいます。

  図書館の自由に関する宣言は、戦前の思想善導を目的としていた図書館活動を反省し、日本図書館協会が定めたもので、図書館にとっては図書館の憲法とも呼ばれております。伊万里市民図書館でも、指定管理者制度の導入が検討されたことがあったようです。しかし、伊万里市長が導入しないという決断をしたといいます。その理由について、市長はこのように述べているそうです。一番の心配事は、仮に指定管理者制度を導入されたら、市民の知る権利を保障する図書館の基本理念を遂行することができるだろうかという不安です。伊万里市民図書

館は、今日まで図書館フレンズの皆さんをはじめ、多くの市民の皆様に支えられ、いわば官民一体となって運営を行ってまいりました。伊万里市民図書館には、図書館を支える人が存在するのが特徴です。私は、指定管理者制度を導入しないと決断しましたが、その背景には民間業者への丸投げだけはしたくないという一念があったからです。将来市民が不幸になることはすべきではありません。これが伊万里市長の言葉です。もしも上尾市が図書館に指定管理を導入した場合、市が目指している市民とともに歩む図書館にはなり得ないと私は思います。指

定管理者制度の導入は行わないよう強く求めるものです。

  そして、何よりも強く要望したいのは、全ての分館に責任ある正規の司書を配置し、分館を軸としたさまざまな企画を豊かに取り組んでいただきたいということです。分館に正規の司書を配置することで、図書館ボランティアも現在は本館だけでしかできませんが、分館でもボランティア活動できるようになります。本館にいる司書の配置替えも含めて検討し、分館の充実を図り、9つ全ての図書館で同様のサービスが提供できる体制をつくるよう求めます。



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プロフィール
趣味:
カフェめぐり、バスケ、ネイル、整理整とん、詩をかくこと、歌うこと、図書館通い(*´∀`)
自己紹介:
秋山もえ/ 上尾市議会議員3期目/ 家族は夫&こども3人/ 1976年2月11日に千葉県木更津市に生まれる/ Ally(性的マイノリティ支持)/ 手話を勉強中/ 自営パン屋を営む両親の手伝いをしながら育つ/ 小・中・高校と陸上競技、水泳、ロードレース、バスケットなどスポーツばかりの日々/ 身長170㎝/ 新聞奨学生として朝日新聞の配達・集金をしながら予備校2年間を足立区北千住&大学4年間を板橋区中板橋で過ごす/ 大学に在学中に日本共産党に入党/ ウルドゥー語(パキスタンの言語)を専攻/ 2000年3月大東文化大学国際関係学部卒業/ 2000年日本共産党埼玉県委員会勤務/ 2007年上尾市議会議員選挙に立候補・初当選/ 好きな食べ物は母がつくるすいとん、ひじき、豆腐、納豆、さつまいも、いちご、チョコレート/ お酒は梅酒を一杯くらいしか飲めない/ タバコは大嫌い/ 埼玉県上尾市西上尾第二団地2-19-503在住/ 048-783-0503/ 090-5394-7971/ mugendai2010@docomo.ne.jp
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