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2024/03/29 (Fri)
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2016/06/30 (Thu)
議事録を
2回にわけて
掲載します。


ぜひ
ご覧ください。


・・・・・・・・・・


16番(秋山もえ議員) 16番、秋山もえです。通告順に従い一般質問を行ってまいります。

   まず初めに、大きい項目1つ目の放置自転車対策を強めてについてです。初めに、資料の配布をお願いいたします。

 〇議長(田中 守議員) 資料配布をお願いいたします。

         〔事務局職員配布〕

 16番(秋山もえ議員) この間、上尾駅前の放置自転車対策については、小川議員、野本議員、また星野議員や浦和議員などが議会で質問しております。市の答弁は、先進地へ視察へ行っている。関係機関と調整を図り、いろいろな事例を参考に駅周辺の環境整備を行っていきたい。駐輪場の拡充については、引き続き検討したい。地元の企業、商店などとの協働の可能性を踏まえ検討したい。こうした答弁から、なかなか前進をしている兆しは見えません。今回私がこの問題を取り上げるのは、私自身毎週金曜日、上尾駅で議会報告を早朝に行っておりますが、その際に放置自転車の指導、整備を行っているシルバー人材センターの方たちに声をかけられたことが大きなきっかけです。放置自転車対策について、もっと有効な手だてをとってほしいという声、自分たちの力ではどうにも放置自転車をなくすことはできないという声をシルバーの方たちから伺いました。実際に調査をしてみて非常に驚きました。私自身考えている以上に、放置自転車の状況が深刻であるということが分かりました。

   皆さんのお手元の資料をご覧いただきたいと思います。こちらにもパネルを用意しました。これは、駅東西口周辺を歩いて、私自身の目で実態調査をしたときに撮った写真です。平日でも休日でも、上尾駅周辺の放置自転車、午前10時を過ぎるとわっと増えているが特徴でした。土日については、さらにひどい状況でありました。視覚障害者のための黄色の点字ブロックの上にまで自転車が置かれている状況も見受けられました。実態調査をしていると、何人かの方からか声をかけられました。西口ではある年配の女性から、私は毎日散歩をしているけれども、駅前のジムに行くおば様たちが10時を過ぎて、シルバーさんがいなくなったことを見計らってどんどん自転車を置いていくのですよと声をかけられました。確かにそう言われて見てみると、スポーツジムゼクシスと労金の間と放置自転車、禁止区域に自転車をとめて、運動靴を持った年配の女性が続々とゼクシスに入っていきました。ゼクシスの周りにある3時間無料の駐輪場の状況もこのとき見て回りましたが、満車状態でした。ゼクシスへ行く方たちの自転車を置けるだけの駐輪場が、十分ではないことが分かりました。シルバーの方に伺うと、我々は一時利用の駐輪場の空き状況も知らないし、実際に一番近くにある駐輪場もあいていない、ここにとめないでくださいとは言えるが、駐輪場の案内はできない。そもそもこの駐輪場の案内看板のタイトルがおかしい。資料の中にあるのですけれども、見ていただきたいのですが、これを見て、ここが駐輪場なのでしょう、何で置いてはいけないのだ、こう言われることもある。あるいは放置された自転車を一時的に集めておく場所へ移動するのは本当に重労働、自分たちで移動するための道具を手づくりでつくって移動しているのだよ、こう教えてくれました。また、コーンがこんなに壊れたりしているのに、新しいものを市は持ってきてくれない。バーも足りないから、自分たちでひもを持ってきてコーンとコーンをつないでいる。市は本気で放置自転車をなくそうという気があるのか、こんな声がたくさん寄せられました。午前10時以降から、このシルバーの方たちとは交代をして、都市開発株式会社の方が整理業務を行っています。この方たちにも伺うと、トラブルになるから何も言えない、放置自転車禁止区域に置いていかれた自転車を我々は整理し、とりあえず整然と並べるだけ、何にもならない。この事態を市がどう考えているのか。この状況を市には知ってほしい、見に来て対策を考えてほしい、こうおっしゃっておられました。市もこの点については認識していることと思います。

   上尾市都市計画マスタープラン2010、この61ページには、こうあります。上尾地域についてどのように整備していくかという中で、「放置自転車対策を進め、自転車のまちの拠点として安全で利用しやすい駅空間とします」。こう書いてあります。そしてもう一つ、これです。第二次上尾市環境基本計画、この53ページを見てみると、歩行及び自転車の利用しやすい環境づくりのため、放置自転車対策を進めます。市民の自転車利用を促進するため、事業者との協働による計画的、効果的な駐輪場の整理方法を研究しますと書いてあります。市も認識しているのです。

   上尾市は、自転車のまち、サイクルタウンとして市内外にアピールを強め、自転車レーンの整備に今努めていらっしゃいます。しかし、駅までレーンが整備され、自転車で走行しやすくなったけれども、目的地の駅前には駐輪場がない。そのために、放置自転車が増える。これでは、自転車のまちではなく自転車があふれて危険なまちになってしまうし、実際にそうなっています。放置自転車は、歩行者の安全な通行を妨げ、車椅子や目の不自由な方たちにとって危険な障害物となります。また、まちの景観も損ない、災害が起きたときには消火、救急活動の大きな障害にもなります。だからこそ放置自転車対策、これが今社会問題の一つにもなっているわけです。内閣府が平成26年3月に発表した、駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果によりますと、放置自転車のある市区町村数は、878市区町村のうち123市区町村あるということでした。放置自転車の多い市区町村の上位30位までに、埼玉県内の自治体で入っているのは2つでした。草加市と上尾市です。そして、放置自転車の多い駅のランキングでいうと、何と上尾駅は全国6位ということで、非常に放置自転車の多い駅となっております。草加市については、既に放置自転車対策に着手しており、その成果が出ております。この点については後で述べさせていただきますが、いずれにしても上尾市において本気で放置自転車対策に向き合っていかなくてはならないときではないかというふうに思います。

   それでは質問します。現在市が実施している放置自転車対策、シルバー人材センターと上尾都市開発株式会社、それぞれの業務内容、業務の時間を伺います。

 〇議長(田中 守議員) 磯越市民生活部長。

 〇市民生活部長(磯越雄高) 放置自転車対策につきましては、上尾駅と北上尾駅におきまして、朝の通勤、通学の時間帯における自転車の放置を防止するために、日曜日、祝日及び年末年始を除く午前7時から午前10時まで、整理指導業務をシルバー人材センターに委託しております。業務内容としましては、上尾市自転車放置防止条例に定めた放置禁止区域内において、駐輪場の利用指導や道路上の放置自転車の整理でございます。

   また、年末年始を除く毎日、上尾駅周辺の店舗が開店する午前10時から午後4時まで、放置自転車の整理と駐輪場利用の誘導を上尾都市開発株式会社に委託しております。

 〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。

 16番(秋山もえ議員) シルバーの方と都市開発の方に伺ったところ、実際には自転車をここにとめてはだめですよという声かけをするのは、朝7時から10時までのシルバーの方たちだけで、10時以降はそうした声かけはされていないことが分かりました。放置自転車は即撤去しますという黄色い札、資料にもありますが、これをつける作業も、シルバーの方がいる時間帯だけ行われております。しかも、上尾市においてはこの札が張られても、実際には即時撤去とはなっていないため、放置自転車常習犯の方は痛くもかゆくもありません。これでは、放置自転車の数は減らないということになります。

   自転車撤去の実施内容、年間撤去台数の過去5年間の変化について伺います。

 〇議長(田中 守議員) 磯越市民生活部長。

 〇市民生活部長(磯越雄高) 実施内容としましては、月1回上尾駅、北上尾駅において撤去通知書が書かれた白い札を撤去日の前日夕方に張り、翌日朝に放置自転車の撤去を行っております。撤去台数でございますが、平成23年度1,273台、24年度1,447台、25年度1,053台、26年度1,021台、27年度734台でございます。

 〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。

 16番(秋山もえ議員) 放置自転車の撤去、月1回実施しているということでした。撤去台数については、この3年間で見ても半分に減ってきていることが分かりました。

   それでは、放置自転車の台数に変化はあるのか、放置自転車の実態調査は実施をしているのか、伺います。

 〇議長(田中 守議員) 磯越市民生活部長。

 〇市民生活部長(磯越雄高) 撤去日前日に撤去通知書を張った放置自転車の台数は、平成23年度1,833台、24年度1,586台、25年度1,122台、26年度1,300台、27年度1,239台でした。また、放置自転車の調査につきましては、平成25年度に上尾駅西口周辺において現地調査を行い、その結果を踏まえカラーコーンや放置禁止区域を知らせる看板の設置等をいたしました。

 〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。

 16番(秋山もえ議員) 昨年度における放置自転車は1,239台であったというご答弁でした。ちょうど昨日、日曜日の午後1時半から1時間、私は上尾駅東西口で放置自転車の台数を全てカウントしてまいりました。資料の7ページをご覧いただきたいと思います。上尾駅西口周辺には740台、そして東口周辺には788台、合計1,528台の放置自転車がございました。とりわけ東口で言えば、まるひろ周辺に545台、西口で言えばモンシェリー通りやライオンズタワー周辺に517台あり、大変私は驚きました。常時上尾には1,000

 台を超える放置自転車があるということが分かりました。

   現地調査については平成25年度に行ったと、これはちょうど平成25年4月にゼクシスが駅前にオープンし、放置自転車があふれかえったことで市民などからの苦情が多くなり、調査をしたというふうに伺っています。このときの調査で分かった西口の一部分での放置自転車台数、1日で429台を数えたというふうに伺っています。その後の対策として、放置自転車禁止区域と書かれた立て看板が5本追加され設置され、コーン板も設置されたということです。平成26年には注意喚起の路面標示、またモラルが問われますと書かれた看板設置が行われました。しかしながら、伺っていると放置自転車の全面的な実態調査、これについては実施をしていないということが分かりました。

   市の職員や警察が、この放置自転車対策についてどういうふうに、どんなときにかかわっているのかを伺います。

 〇議長(田中 守議員) 磯越市民生活部長。

 〇市民生活部長(磯越雄高) 市の職員は、放置自転車撤去通知書の札張りや撤去作業当日の立ち会い確認等を行っております。警察には、防犯登録番号による所有者の照会などのご協力をいただいております。

 〇議長(田中 守議員) 16番、秋山もえ議員。

 16番(秋山もえ議員) 市の職員も警察も、ほぼ日常的には放置自転車対策にかかわっていないということが分かりました。

   撤去された自転車は、どのような流れで保管、処分、あるいは譲渡されているのか伺います。また、そこで生じる手数料、市に入る収入についても併せて伺います。

 〇議長(田中 守議員) 磯越市民生活部長。

 〇市民生活部長(磯越雄高) 上尾駅、北上尾駅の放置自転車に放置自転車撤去通知書の白い札を撤去日の前日の夕方に張り、翌朝に所定の保管場所に移動いたします。所有者が判明したものにつきましてははがきを送付し、引き取りに来ていただいておりますが、引き取りのない自転車につきましては約2カ月間保管期間経過後に、リサイクルする分を除き処分しております。引き取りに来た自転車の所有者の方からは、放置自転車撤去保管料といたしまして1台2,000円を徴収しております。平成27年度は210台、額として42万円でございました。

 

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カフェめぐり、バスケ、ネイル、整理整とん、詩をかくこと、歌うこと、図書館通い(*´∀`)
自己紹介:
秋山もえ/ 上尾市議会議員3期目/ 家族は夫&こども3人/ 1976年2月11日に千葉県木更津市に生まれる/ Ally(性的マイノリティ支持)/ 手話を勉強中/ 自営パン屋を営む両親の手伝いをしながら育つ/ 小・中・高校と陸上競技、水泳、ロードレース、バスケットなどスポーツばかりの日々/ 身長170㎝/ 新聞奨学生として朝日新聞の配達・集金をしながら予備校2年間を足立区北千住&大学4年間を板橋区中板橋で過ごす/ 大学に在学中に日本共産党に入党/ ウルドゥー語(パキスタンの言語)を専攻/ 2000年3月大東文化大学国際関係学部卒業/ 2000年日本共産党埼玉県委員会勤務/ 2007年上尾市議会議員選挙に立候補・初当選/ 好きな食べ物は母がつくるすいとん、ひじき、豆腐、納豆、さつまいも、いちご、チョコレート/ お酒は梅酒を一杯くらいしか飲めない/ タバコは大嫌い/ 埼玉県上尾市西上尾第二団地2-19-503在住/ 048-783-0503/ 090-5394-7971/ mugendai2010@docomo.ne.jp
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