ことぶき荘にて

先日
老人福祉センター「ことぶき荘」に
行ってきました。

現在
ことぶき荘は
上尾市内の
一時避難場所に
なっています。





私が訪れたとき
5家族17人の方が
避難していました。


ある60代のご夫婦は
「いわき市から来ました。10年のローンを残した自宅があります。仕事も失いました。これから上尾で二重生活となりますが、お金がないです。ＵＲ団地に住みたいですが、自分で探さなくてはならないです。放射能汚染が心配で、いつ地元に帰れるのか…」


涙ぐみながら
お話を伺いました。


一時避難所は
今月いっぱいで
閉鎖となります。


なんて
大変なことでしょうか。


自己責任では
とても
乗り越えられない。


個人補償の
大幅な拡充が
必要です。


日本共産党は
予算編成の見直しを
政府に提案しています。


これから
救援・復興には
巨額の費用が
必要となります。


政府も現時点で
大震災の被害総額を
16兆円～25兆円と
見積もり
今後もさらに
増える予想をしています。


にもかかわらず
震災前からの
無駄づかい計画は
そのまま！


予算編成を
思い切って
見直す必要が
あります。


見直すべきものとして・・・


●法人税5％減税をやめる
●証券優遇税制の延長をやめる
…これで2兆円！


●米軍への「思いやり予算」をやめる
●グアムでの米軍基地建設経費を出さない
●沖縄の米軍基地・演習関係経費を出さない
…これで3189億円！


●巨大港湾開発をやめる
…これで5500億円！


●政党助成金
…これで320億円！


これだけで
3兆円近い
財源が生まれます。


無駄づかいを
徹底して
見直すことが
求められます。


同時にいま
福祉予算や
教育予算を削って
復興支援に
という話や
だからこそ消費税
などという論調が
どさくさにまぎれて
流れています。


これは本当に
とんでもない話です！


無駄な予算が
たくさんあるのだから
なによりも
そこを見直すべき！


どさくさにまぎれて
国民全体に
痛みをともなうような
大事な予算を削ったり
増税しようと
することは
けっして
あってはならないことです。