2017/08/03 (Thu)
先日 夫と一緒に
埼玉県主催の
「性暴力防止セミナー」に
参加しました。
被害当事者の
小林美佳さんの話は
性犯罪のリアルさとともに
その時 被害者が
何を考えているかを
伝えてくださり
想像するだけで苦しく
心に
突き刺さりました。
男女関係なく
性被害にあっている実態。
しかも
親族や恋人
顔見知りの知人から
性暴力を受ける
という割合が高い
ということに
驚きました。
性被害の特徴として
被害者が
声をあげにくいことが
あります。
被害者はなにも
悪くないのに
性被害に対する
社会の偏見や
なぜ逃げられなかったのか
あなたに隙があったのでは
などという
無理難題な問いかけに
二重三重
苦しめられてしまう。
まずは
性被害にあうということは
どういうことなのか
私はやはり
知る必要があると
感じました。
究極のプライバシーを
侵害されることによる
精神的なダメージ。
性的なことに
吐き気を
もよおすようになる。
突然
倒れてしまう。
フラッシュバックが
いつ起きるか
わからない。
被害にあった後は
普通の生活が
できなくなってしまう
という苦しみについて
私たちは
知る必要があります。
性犯罪に関する
刑法の規定の抜本的改定が
1907年の刑法制定以来
110年ぶりに行われ
7/13から施行されました。
課題はまだ
残しているものの
強姦罪が
強制性交等罪へ
罪名が変更されたり
被害者を
男性にも広げるなど
声をあげてきた人たちの
願いが反映されました。
今後は
3年後の見直しに向け
被害者や支援者
専門家をふくめて
検討をすすめることが
大事になります。
いま
このときにも
苦しんでいる方が
いることに
胸が痛みます。
性犯罪は
絶対に
許されません。
性暴力に関する
専用相談電話が
あることを
今回のセミナーで
知りました。
どうか
被害にあわれ
どこに相談したらいいか
わからない方は
ぜひ下記の
ホットラインに
ご相談を。
上尾でも
なにか
できないだろうか…
考えて
みたいと
思います。
アイリスホットライン
048-839-8341
相談受付は月~金
8:30~17:00まで
(公益社団法人 埼玉犯罪被害者援助センター)