新図書館複合施設 第1回市民会議 開かれる

新図書館の
運営の中身について
市民から意見を聞く
として設けられた
市民会議。

8/7(月)の午後1:30から
図書館本館2階で
第1回目が
開かれました。


ＨＰで
傍聴定員は5名
先着順だと告知されていて
これは大変だと
急いで向かいました。


ところが
行ってみると
20名まで大丈夫だ、と。


ＨＰを見て
あきらめた方も
いるはず。


最初から
20名まで対応できることや
それ以上でも
柔軟の対応できることを
記すべきで
あまりに
不誠実なやり方じゃ
ないでしょうか。


新図書館建設を進める
市の姿勢そのものが
ここにも
表れていると
感じました。


委嘱式
教育長のあいさつなどのあと
第1回 市民会議がスタート。


基調講演として
㈱図書館総合研究所相談役の
木俵康之氏から
「変わる図書館像
～市民の知と交流を
はぐくむ空間として～」
と題した講演が
ありました。


講演内容は…


●図書館法は変わっていないけれど、カフェや本消毒機、アロマ、ＢＧＭ、電子図書、自動貸し出し機、セルフサービスの予約棚などを導入する図書館増えている。
●静にしなくていい、おしゃべりできる場所のある図書館もできてきている。
●託児をする図書館もできてきている。
●駅前の再開発として、図書館や児童館、ホールなどを一体にし文化施設として整備している自治体(大和市のシリウスや武蔵野市の武蔵野プレイス、岩手県のオガールなど)では若い世代がSNSでその施設よさを拡散している。


というような
中身でした。


図書館のそもそもの役割や
知る権利の保障などには
まったく
言及がなく
驚きました。


講演後に委員から
「木俵先生が紹介した図書館は、みんな駅前にあり集客も成功している。上尾市の場合は駅から遠くなる。そもそもハンディーがあるなかでスタートするが、先生からアドバイスいただきたい」
との質問が。


木俵氏は
「今はお答えしかねる。今後一緒に考えたい」
とだけ答えました。


うーーーん
ですね。


質疑のあとは
設計説明書の概要版を使い
新図書館のなかの
レイアウトの説明が。


一応
最終版だとのことですが
まだ変わる可能性も
あるとのこと。


最後に
市民会議の趣旨と
今後の進め方について
説明がありました。


気になったのは
市が考えた
個別検討項目を
10～15項目を
会議の2週間前に
委員に示し
意見をもらうと
いうことですが…


それは
あくまで
「参考意見として」
聞くものである、と。


市民会議で
検討した個別検討項目の
検討結果について
市は「基本方針」ができたら
見せる（！？！）と
委員の質問に
答えました。


そもそも
新図書館建設の
計画のプロセス自体が
不透明で
疑惑がいっぱいなわけですが
今回設置された
市民会議についても
「とりあえず市民の声を聞きました」という
既成事実づくりではないか
という感じが
否めませんね。


今後
市民会議は
9/25㈪、11/6㈪、来年2/26㈪の
午後1時半から
図書館本館2階にて
開かれるようです。


なお別途
「学生ワークショップ」を
行うとのこと。


大学生2人、高校生4人、中学生11人で
8/17㈭と8/21㈪の
午前9時半から
市役所別館2階・職員研修室で
開かれる、と。


12月には
新図書館の施設の愛称を
募集するらしいです。


今後も
しっかりと
傍聴して
討議の様子を
みなさんに
お伝えしたいと思います。