高江ヘリパッド建設に思う

今この瞬間にも
日本の中で
市民へあからさまな暴力が
おそいかかっている。

沖縄県東村高江
(ひがしそんたかえ)に
米軍のヘリパッド
(着陸帯)を建設しようと
安倍政権が
なんと全国から
機動隊を高江に
集中動員させ
違法工事を
すすめようとしている。


メディアは
ほとんど
この問題を
取り上げない。


テレビでは
オリンピック特集が組まれ
日本中が
トップレベルの選手の健闘に
心を躍らせ熱気に包まれる中
もっと
取り上げなければならない
日本中に
伝えなければならない
日本の危機が
進行していることに
とても
苛立つ。


現在
強行建設されている
ヘリパッドは
1996年のＳＡＣＯ合意
=沖縄に関する
日米特別行動委員会の合意に
基づくもの。


北部訓練場の
「過半」返還の条件として
6カ所のヘリパッド建設が
合意された。


とりわけ
海から陸への侵攻を
主要な任務とする
海兵隊にとって
水域と一体となった
訓練場は
決定的に重要だと
いうことで
海近くのＧ地区への
ヘリパッド建設は
米軍の強い要望と
なっているようだ。


しかし
Ｇ地区は
沖縄県北部に広がる
やんばるの森の中でも
他地区と比べ
やんばる特有の
保護すべき固有種が
多数生息している
場所だという。


このことを
知りながら
防衛省は
米軍の要求最優先で
公然と認めているのだ。


Ｇ地区への
進入路は村道を使うしか
ないのだけれど
東村は工事で村道を
使わせない方針。


そのため
米軍は
Ｎ1地区の
Ｎ１裏を
突破して
工事のためのルートを
確保しようと
しているようだ。


Ｎ１裏では
住民による
建設監視テントがある。


このテントを
強制撤去しようと
防衛省が
躍起になっている。


ネット上では
機動隊と市民の衝突が
流れている。


機動隊に
首を絞められたという
年配の女性の方も。


座り込みを
していた男性が
警察に車で
ひかれたという情報も
流れている。


この日本で
実際に起きている
市民への暴力。


市民の暮らしより
命より
日米同盟を
重視してしている
安倍政権。


許せない!!


私たちは
高江の今を
知らないといけない。


声をあげないと。


沖縄の痛みを
自分自身の痛みとして。