2015/03/23 (Mon)
考え方は
いろいろあります。
憲法で
保障されていますから
日本国民だからと言って
必ずしも
国旗を誇らしく
感じなければ
ならないものでは
ありません。
ましてや
国を愛することと
国旗を好むかどうかは
別物ですし
愛国心を持てと
押し付けることなど
あってはならないと
考えます。
3月議会開会中の
3月11日。
上尾市議会の
議場に
市旗とともに
国旗が掲げられました。
国旗と市旗を
掲げてほしいという
市民からの請願が
前議会に提出され
賛成多数で
採択されたことをうけ
この間
議会運営委員会で
話し合いがもたれたのですが
この
議会運営委員会が
ひどかった。
この請願について
日本共産党は
反対をしました。
請願文書は
まさに
愛国心を強制する
中身でした。
しかしながら
多数の議員の
賛成により
採択されました。
とはいえ
実施するかどうかは
議会運営委員会で
話し合っていくのが
民主的なやり方です。
しかし
自民党と公明党が
これを全力で
阻止したのです。
とても
許しがたいことです。
このことに対し
日本共産党として
すぐに
是正をもとめる
申し入れを行いました。
いまの
上尾市議会は
かなりおかしい。
自民・公明が
数の力で
なんでも強行する。
国政と
同じ状況です。
断固
抗議します。
申し入れ文書は
以下です。
・・・・・・・・・・・・・
2015年2月25日
嶋田一孝様
日本共産党
糟谷珠紀
秋山もえ
平田通子
2月20日開催の議会運営委員会における不適切な運営の是正を求める申し入れ
昨年12月議会で「
わが会派の糟谷委員が「請願の採択と実際に掲揚するかどうかは別の問題で、掲揚は議会の意思として採決していない。改めて採決してほしい」と求めると、他の委員から「請願で採択されたことであり採決の必要はない」などの意見があり、そのことをめぐってやり取りが続きました。
その後、田中議長から休憩を求める声があり、休憩に入ると、糟谷委員が議長室に呼ばれました。議長室には田中議長、伊藤副議長、嶋田議運委員長、長沢議運副委員長と議会事務局長以下事務局員が数名居り、「議運での採決はなじまない」「請願で採択されたのだから実施するのは当然だ」「請願採択の採決の時に(日本共産党議員団は)反対討論をしたのだから採決の必要はない」と糟谷委員に詰め寄りました。ついには田中議長の口から「糟谷議員の言うことは聞き流しておけばいいのだ」とおよそ議長の口から発せられる言葉としては信じられない発言も飛び出しました。
公開されず、議事録にも残らない密室において多人数で詰めより意見を封じ込めようとするやり方は「公平公正な運営」からは程遠く、市民による厳正な負託を受けた議会人として恥ずべき行為であり、到底許されるものではありません。
今回の件は公平公正なあたりまえの議会運営を行う上で
1.採択された請願は、議長がその取り扱いについて議会運営委員会にあらためて諮ることが必要であるにも関わらず、請願の採択と、実施するうえでの採決が混同され、議会の手続きにおいて瑕疵があること
2.公開の議論が基本であるにもかかわらず、密室でしかも多人数で意見の封じ込めを強行したこと
の大きく2点が特に重大な問題です。
そもそも「議会運営委員会申し合わせ事項」の9に記されている通り、「会期・日程等議会運営にかかわるものについて、全会一致を原則とする」ものであり、これまでも、
今回のような議会運営委員会の運営は、議会運営のルールを無視したものです。よって、国旗市旗の掲揚について、再度、議会運営委員会で徹底して議論をつくして全会一致をめざし、そうならない場合は見送る、最低でも採決を行い、各委員が意思を示し意見を述べられる機会を保障するよう強く求めます。