2018/02/10 (Sat)
手話言語条例の制定にむけ
市とろう者の
話し合いが
佳境にはいって
いるようです。
感動です。
振り返れば4年前の
2014年3月議会に
初めて手話言語条例の制定を求め
質問しました。
ろう者の方たちの
くらしについて知り
手話を学ぶ中で
絶対に必要な条例だという思いで
質問してきました。
議会質問に
手話通訳者が
初めて入ったのも
4年前の
私の質問時だったようです。
何事も
一歩一歩ですね。
手話言語条例制定以外にも
●専任手話通訳の正規化と増員
●ヒアリングループの購入と貸し出し
●特別支援学級の全中学校設置
●障害児への教としてタブレット導入
●学校の全クラスへの無線LAN環境整備
●産休代替の先生の確保
●第二つくし学園の整備
などについて取り上げました。
障害児への教材として
タブレットを
導入することについては
特別支援学級にお子さんが通っている
IさんやAさんに
お話しを伺い
また特別支援学級の先生の声も
伺ったうえで
質問を準備しました。
きちんと代弁できたか
自信はありませんが
精いっぱい
がんばりました。
以下
議事録です。
ぜひ
ご覧ください。
最後に、大きな項目3点目です。手話言語条例の制定をはじめ、障害者の施策について質問をいたします。さきの市長選挙の直前に、上尾市聴覚障害者協会から予定候補者への公開質問状が届けられております。畠山市長にも届いたかというふうに思いますが、改めて市長に就任した今のお考えを伺っていきたいと思います。公開質問状では、4点質問項目がありました。一つ一つ伺いたいと思います。
1つ目ですが、手話言語条例制定についての市長のお考えを伺います。
〇議長(道下文男議員) 畠山市長。
〇市長(畠山 稔) 平成28年には埼玉県でも制定していることもあり、上尾市においても条例制定の必要性は認識しているところでございます。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 2つ目ですが、専任手話通訳者の増員についての市長の考えを伺います。
〇議長(道下文男議員) 畠山市長。
〇市長(畠山 稔) 社会福祉協議会に設置されている手話通訳者派遣事務所の専任手話通訳者は、平成29年度から1名増員されており、現在は3名配置となっております。当面は、増員後の派遣実績等の把握に努めてまいりたいと考えております。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 3つ目ですが、聴覚障害者に対する防災対策についての市長の考えを伺います。
〇議長(道下文男議員) 畠山市長。
〇市長(畠山 稔) 聴覚障害者の皆様は、災害時において避難や情報提供のあり方、また避難所での対応などについてさまざまな不安や要望があると認識していますことから、今後とも聴覚障害者協会をはじめ関係団体や関係機関と連携して、聴覚障害者に寄り添った防災対策を進めていきたいと考えております。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 4点目ですが、聴覚障害者の福祉施策の取り組みについての市長の考えを伺います。
〇議長(道下文男議員) 畠山市長。
〇市長(畠山 稔) 障害のある方との懇談会等によるご意見を参考にし、障害のある人もない人もともに安心して暮らすことができるまちづくりを目指してまいります。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 市長からは、総じて聴覚障害者に寄り添った姿勢が示されたかと思います。
専任手話通訳者の増員についてですが、この増員と正規化というのは非常に重要です。今後年を重ねていく聾者の方たちの暮らしを支え、人権と命を守る手話通訳者に求められる役割、それから責任、重くなる、大きくなることが考えられます。安定的に長く、また健康を保ちながら仕事に従事していただく必要があるからです。防災対策についても、ぜひ聾者の方たちと懇談を重ねていただきたいです。各指定避難所において、視覚で分かる情報提供を徹底すること、筆談用のホワイトボードの設置、また聾者の方たちが集まることのできる福祉避難所の設置などもぜひ念頭に置いていただきながら、実効性ある対策を講じてください。
聴覚障害者の福祉施策の取り組みとしては、例えば学校教育にしっかりと手話の学習を位置付けること、それから手話講習会においては、提案してきておりますが、保育を実施して聴覚障害のあるお子さんを育てている保護者の方が手話を学べるよう改善を図ること、市の広報の中に手話のコーナーを設けること、市職員への手話研修を強化すること、また緊急事態を知らせるパトライトの設置などを進めていただきたいです。とりわけ、このパトライトの設置は、聾者の方が頻繁に利用する手話通訳派遣事務所がある上尾市総福祉センターやコミセン、文化センター、市役所、まずこの4つの公共施設にはパトライトを設置していただけようにご検討ください。
それから、手話の分からない難聴者の方もおります。その方たちのための施策として、公共施設におけるヒアリングループの設置が求められております。その一歩として、まずは総合福祉センターに1台ヒアリングループを確保していただけるよう強く求めます。このヒアリングループの確保を求める理由というのは、私が受講していました手話講習会で、社協の方が大変苦労されていることを目の当たりにしたからです。手話講習会には、難聴者の方も参加しています。手話講習会では、手話を学ぶだけではなくて、聾者の歴史、暮らし、福祉施策について学ぶ特別講演が3回あるのですが、そのときにヒアリングループが必要となりました。しかし、上尾市にはないため、伊奈町から借りたと伺っております。もちろんヒアリングループは手話講習会だけではなく、あらゆる場面で補聴器をつけた方の情報保障に役立ちます。市のイベントなどに参加しやすくなりますし、また市民への貸し出しをすることで社会参加を促すことにもつながります。山口県萩市、京都市、和歌山市でも、市民への貸し出しを実施しております。ぜひヒアリングループを自前で確保していただけるようご検討ください。
さて、埼玉県においては2016年3月25日に手話言語条例が制定されました。現在埼玉県が進めている手話言語条例にのっとった事業や計画について伺います。
〇議長(道下文男議員) 本橋健康福祉部長。
〇健康福祉部長(本橋宜臣) 県に問い合わせところによりますと、平成28年制定の埼玉県手話言語条例を受け、県内の自治体と協力し手話普及リレーキャンペーンを開催しており、子どもからシニアまで楽しく手話を体験できるイベントや、小学校での総合的な学習の時間などにおいて手話の普及に努めているとのことでございます。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 今お答えにあった手話普及リレーキャンペーン、これを開催した自治体はどこか伺います。
また、上尾市での開催予定はどうなっているのかお答えください。
〇議長(道下文男議員) 本橋健康福祉部長。
〇健康福祉部長(本橋宜臣) 平成29年度は、三郷市、熊谷市、川越市、川口市で開催したとのことでございます。
開催する自治体については埼玉県が計画しており、現時点では上尾市で開催するとの連絡はございません。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 現在全国での手話言語条例の制定、成立は125自治体まで広がっています。県内では、県も合わせて14自治体となりました。私は、9月議会においても手話言語条例の制定を求め質問しましたが、その後12月に蓮田、秩父、行田、本庄の各市で制定がされております。
私は、昨年11月25日に県民活動総合センターで開かれた「全国聴覚言語障害者福祉研究交流集会~重度重複と高齢の聴覚障害者の発達と権利を考える~」という学習の場に参加いたしました。特別講演の講師は、全日本ろうあ連盟事務局長の久松三二さんでした。彼は、こう話されました。行政と話をすると、あらゆる障害の中で聴覚障害者のことだけ特別扱いできないという話が出る。しかし、手話というのはほかの障害と比較されることではない。何との比較かというと、日本語に対する手話ということで、言語として手話を対等に扱うという問題である。このように話されました。本当にそのとおりです。
私たちが日々受け取っている情報というのは、ほとんどが音声言語です。文字による情報もありますが、そもそも聾学校において手話が禁止され、口を読む口話だけで教育が推奨された歴史は長く、年を重ねた多くの聾者の方が、日本語そのものの理解が難しいという状況があります。聞こえなくても文字で分かるだろうというのは間違いで、やはり手話による情報提供が必要です。
私は、手話言語条例の制定について、この質問今回で4回目となりますが、初めて取り上げたのは4年前の2014年3月の議会でした。質問するきっかけとなったのは何かというと、手話言語条例に関するシンポジウムに参加したことでした。このシンポジウムに参加し、私自身あまりにも聾者の暮らしについて知らなかった、このことに非常にショックを受けました。そして、聾者の方たちの苦悩を知ったとき、これについて議会の中で質問をしないわけにはいかない、議会で取り上げないならば、私は何のために議員をやっているのかという思い
でこの質問をしてきました。今議会にも、上尾市聴覚障害者協会の方が傍聴に駆けつけてくださっておりますが、ここに来られない方もたくさんいらっしゃいます。今後は議会中継そのものに、動画配信しているこの部分に手話通訳をつけることも必要であると考えます。聴覚障害のある方も市民の一人です。議会で取り上げられている問題で、聴覚障害のある方に関係のない話はありません。手話言語条例のことだけではなく、あらゆる市政の問題について知る権利を保障するために、手話による情報提供を大いに進めていくことが求められています。
市長から、手話言語条例制定は必要である、こういうお答えありました。市の担当課が聴覚障害者の方、聴覚障害者協会の皆さんとの懇談を重ねているというふうに伺っております。遅くない時期に制定を目指しているとも伺っております。手話言語条例の制定はスタートであり、ゴールではありません。早期制定を目指していただくとともに、制定後はしっかりと当事者の声を聞いて改善をしながら、今回要望させていただきましたさまざまな施策を含めて推進をしていただけるよう強く求めるものです。
特別支援学級と通級指導教室について質問いたします。上尾中学校において、発達情緒の通級指導教室が昨年度開設しなかったため、我が子を通わすことができなかったという保護者の方から、なぜ開設できなかったのかという声が寄せられました。開設できなかった理由と設置までの経緯を伺います。
〇議長(道下文男議員) 今泉学校教育部長。
〇学校教育部長(今泉達也) 平成28年度当初、上尾中学校に通級指導教室の開設を目指し、埼玉県教育委員会に申請しておりました。複数の保護者からも、上尾中学校の通級指導教室開設に当たり入級希望をいただいておりましたが、通級指導教室は県からの人員配当により開設できるものであり、平成28年度はその配当がなかったために開設できなかったものでございます。
本年度は、県からの人員配当がなされたため開設が可能となりました。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 県が、いかに努力するかということが非常に重要だということが分かりました。
市内の小・中学校の特別支援学級に在籍している児童生徒数、それから通級指導教室に通っている児童生徒数について伺います。
〇議長(道下文男議員) 今泉学校教育部長。
〇学校教育部長(今泉達也) 今年度特別支援学級に在籍している児童生徒数は、小学校が172人、中学校が73人でございます。また、通級指導教室に通っている児童生徒数は、小学校が62人、中学校が13人でございます。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 非常に多くの方が在籍し、また通っているということが分かりました。現在特別支援学級については、22校全ての小学校に設置されておりますが、中学校についてはまだ未設置の中学校があると思います。
現在11校ある中学校のうち、今何校に特別支援学級を設置しているか伺います。また、11校全てに特別支援学級を設置していく考えについて伺います。
〇議長(道下文男議員) 今泉学校教育部長。
〇学校教育部長(今泉達也) 中学校の特別支援学級の設置につきましては、現在市内6つの各地区に1校の配置をしております。中学校の拡大につきましては、現在の設置校の状況を見ながら検討してまいります。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 生徒にとっても保護者にとっても、地域の方々に見守られながら学区内にある中学校へ通えるようにしてほしい、これが当たり前の願いです。障害者差別解消法の合理的配慮としても重要な観点です。ぜひとも中学校についても、全ての学校で設置が進むよう求めるものです。
特別支援学級における教材について質問をいたします。特別支援学級にお子さんが通うある保護者の方から、ぜひ特別支援学級でタブレットを使った教育を進めてほしいという声が寄せられました。きょうは、この声を寄せてくれた方が本日傍聴にお見えです。文部科学省の障害のある児童生徒の教材の充実についての今後の推進方針の中で、教育委員会の役割が明記されています。教材費用として、地方財政措置において所要の措置が講じられていることや、関連する国の施策を踏まえつつ、ICTを活用した教材を含め教材等の整備を図ることが求
められるほか、教材等が効果的に活用されるよう、教材等の活用方法や指導方法を習得するための研修を実施することが重要であるというふうにあります。
また、別の保護者の方にも、ICTを活用した教材、タブレットの活用についてどう考えているのか伺ったところ、タブレットは筆や墨と同じ1人に1台あるのが望ましい、文字の練習や計算問題などもタブレットだと子どもが集中しやすい、これからの時代、タブレットを使ってプログラミングなども学べるので、子どもの可能性の幅も広がると思う、こうおっしゃっていました。筆や墨と同じという言葉、私はしっくりきました。一人一人に合った教材を考えていくということは大変なことですが、教育に必要なツール、道具の一つとして、タブレ
ットなどのICTがあるということだと思います。
現在上尾市における特別支援学級では、このタブレットをどのように活用しているか伺います。
〇議長(道下文男議員) 今泉学校教育部長。
〇学校教育部長(今泉達也) 特別支援学級にかかわらず、市内小学校の児童はパソコン教室に設置されているタブレットを活用しております。今年度、特別支援学級の児童がタブレットを活用した小学校は16校であり、内容といたしましては計算練習やカレンダーの作成などでございます。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) ご答弁あったように、小学校においてはタブレットの活用が始まっているようですが、中学校ではまだ未活用だと伺っております。
市内で活用している特別支援学級の先生に伺いました。タブレットについては、どう活用するかについて研修などもないために、一人一人に合った合理的配慮をしていくというような教育を行うという観点での本格的な活用とはなっていないようでした。パソコン教室にあるタブレットは、特別支援学級の児童だけではなく、通常学級の児童も利用していると。しかしながら、パソコン操作能力を上げていくために使っていることが多いと伺いました。とはいえ、タブレットを使い文字だけではなく、写真や動画で視覚的に見せていくことは、障害のあ
る子どもたちにとって非常に分かりやすく、効果的だとも感じていると伺いました。何人かの先生に伺ったのですが、共通して語られたのが、日常的に困っていることとして、パソコン室以外の場所、教室でタブレットを使いたくても、インターネット環境が整備されていないために非常に授業がやりにくいという声が共通して出されました。ぜひタブレットを必要とする児童生徒に1台ずつ整備していただく、その子に合った教育を進めていくための研修も行いながら活用していただきたいのですが、こうした活用を推進していくためにも、まず初めにで
きることとして、各学校の教室に無線LANの環境を整えて、どの教室でもインターネットが活用できる状況をつくっていただきたい、このことを要望いたします。
また、教育は何よりもマンパワーです。まず先生がいなくては成り立ちません。今聞くところによると、4クラスで産休代替の先生の配置のめどが立たず、学校現場が非常に大変だということを伺っております。教育委員会として、さまざまご努力されていることは重々承知しておりますが、しかしながら今後ますます若い先生方も増えてきますので、代替の先生を確保するために上尾市として抜本的な対策を講じていただけるようよろしくお願いいたします。
つくし学園について質問いたします。昨年10月28日に、つくし学園母の会と障害者(児)の生活と権利を守る上尾市民の会の合同学習会が開かれ、私出席をさせていただきました。この学習会の目的というのは何かというと、つくし学園が40年間大切にしてきたことを振り返り、確認し合い、これからの子どもたちの未来に向けて、上尾が誇る障害児福祉の実践を共有しようというものでした。つくし学園は、1975年5月に開園しております。重複障害児を断らず、受け入れていくことを開園当初から大切にしていたとのことです。職員配置
基準を手厚くし、肢体不自由の子のリハビリも実施、親子教室の開催、言葉の教室、乳幼児継続相談など対外業務にも尽力してきたことなど、つくし学園の歴史は上尾の宝だと改めて確認できました。
学習会に参加した現役の保護者の方やOBの方からは、次のような発言がありました。うちの子はとても手がかかり、家ではどうしようもなかった。すぐにひっくり返って泣き叫ぶ子だったため散歩にも行けず、ずっと家にいた。それが、つくし学園に入って変わった。散歩にも行けるようになり、御飯も食べられるようになった。先生方が無条件にかわいいと言ってくださり、先生に救われた。つくしに入れなかったら学校に行けなかったと思う。また、つくし学園では今1クラス10人でぎゅうぎゅうです。トイレ渋滞もある。かつては、1クラス
6人から7人で少しは余裕があったのに、こういうお声もありました。それから、うちの子は人を怖がるため、いつも人のいない公園を選んで遊んでいました。児童館にも行きづらかった。つくし学園に通えるようになって本当によかった。今、週5日通えない人たちはつらいのではないでしょうか。
OBの方からもありました。週に数回しかつくし学園に通えない状況だと生活リズムが崩れてしまう、週5日通えてスペースにもゆとりがあって、先生にもゆとりがある療育をするのが大事だと思う。今つくし学園の分室には、活発な子も、歩けない子も、座れる子も、座れない子も、みんな同じ部屋で過ごし、しかも毎日来る子が違う。安全な状態とは思えない。小さいころから適切な療育、教育を受けることが大切だと思う。つくし学園を卒園した子どもは、食べること、服を着ることなど、できることが少し多い。体のバランスもいい。いろんな
方の発言を聞きながら、本当につくし学園がかけがえのない場所になっていることを強く感じました。
発達に少し不安があるお子さんが保護者と通う親子教室、またつくし学園、つくし学園分室の利用者についてですが、人数はちょっと省きまして、今後の見込みについて伺います。
〇議長(道下文男議員) 柳子ども未来部長。
〇子ども未来部長(柳 真司) 利用者はいずれも増加傾向でありますので、当面はこの傾向は続くものと考えております。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) 当面は増加傾向が続くというお答えでした。本当に一つ一つ見ても、少しずつ利用者が増えている状況です。だからこそできるだけ早い時期に、今あるつくし学園、そしてもう一つ第2つくし学園の整備、これをしていくことが必要であると考えます。
市長に伺います。第2つくし学園整備の必要性についてどのようにお考えか伺います。
〇議長(道下文男議員) 畠山市長。
〇市長(畠山 稔) 障害のあるお子さんの支援をはじめ、子育て支援体制の整備は重要な課題の一つと認識しております。つくし学園の定員超過や送迎時間の短縮化、施設の老朽化といった課題につきましては、公共施設マネジメント計画を踏まえた中で、第2つくし学園ということではなく、現在のつくし学園を市の中央部へ移転し定員拡大を図ることや、同じく老朽化の問題を抱える保育所との複合化を視野に入れて総合的に検討してまいりたいと思っております。
〇議長(道下文男議員) 16番、秋山もえ議員。
〇16番(秋山もえ議員) お答えの中に、第2つくし学園ということではなく、いろいろな複合化も考えた今のつくし学園の老朽化対策、整備というお答えでありました。
現在藤波にありますつくし学園は、障害のある子どもたちの大事な生活の場となっています。老朽化が著しく、繰り返し今修繕をしている状況です。今あるつくし学園の老朽化対策は、もちろん必要であります。しかしながら、同時にやはり第2つくし学園の整備を考えていただきたい。これが、今つくし学園を利用している保護者の方たちの願いであります。
上尾市は、これまで東西バランスよく、あらゆる施設の整備を進めてきました。ぜひとも西側のつくし学園に対し、東側には第2つくし学園の整備を進めていただけるよう強く要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
〇議長(道下文男議員) 以上で16番、秋山もえ議員の一般質問を終わります。