1億総活躍社会！?！

安倍政権が目玉政策としている
「一億総活躍社会」。

これの具体化を図る
「国民会議」の会合が
すでに開かれています。


強い経済…
子育て支援…
社会保障…


新3本の矢を放って
「国民総生産600兆円」
「希望出生率1.8」
「介護離職ゼロ」を
実現する…らしいです。


はたして！？！


安倍首相の
狙いは
経済優先を
印象づけて
戦争法の強行成立に対する
国民の批判や怒りを
かわすことに
あるんじゃないでしょうか。


アベノミクスも
破たんしていますから
そこからも
目をそらさせたい
のかもしれませんね。


そんな打算からの
スタートですから
具体的なプロセスや
財源などの裏付けも
まともには示されていません。


こんな政策を
誰が信じるでしょうか。


休みをとりづらい働き方。


増えない賃金。


これでは子どもを
産み育てるなんて
とても無理です。


保育所にだって
入れないのですから。


親の介護のため
働き盛りの世代が
仕事を辞めざるをえない
事態が広がってます。


ますます
介護サービスを
後退させながら
一体どうやって
「介護離職ゼロ」を
実現するつもりでしょうか。


「国民会議」の初会合で
首相は
人口減の深刻さを
表現するのに
「国力衰退」という
言葉を使いました。


「たくさん産んで国家に貢献」発言をした
菅官房長官と
どこが違うでしょうか。


戦前戦中の
「進め一億　火の玉だ」
を思い起こし
不安になるのは
私だけでは
無いはずです。


国家のために
国民がある…のではありません！


国民のための国家に
していかなくては！！


このことを
強く感じる
毎日です。