2012/03/20 (Tue)
昨年の6月
埼玉県は
県立小児医療センター
(以下、センター)を
さいたま赤十字病院とともに
さいたま新都心
(以下、新都心)に
移転する
と発表しました。
突然の移転計画に
患者ご家族の方たちから
戸惑いの声や
今ある
岩槻区での
存続を求める声が
日に日に
広がってきています。
昨年の9月の県議会では
センター存続を
求める請願が
趣旨採択。
また
蓮田市、岩槻区では5万筆
伊奈町では1万5000筆の
センター存続を
求める署名が
県に提出されています。
移転先は
渋滞の激しい場所であり
車での通院を
前提とする
難病・障害をもった
子どもたちにとって
まさに
命がけです。
救急搬送にも
大きな支障を
きたすことは
まちがいありません。
県議会で
上田県知事が
「センターの
機能の一部を
何らかの形で
現在地に残す
検討をする」と
明言しましたが
まだ
具体的ではありません。
しかも
センターで
10数の診療科に
かかっているお子さんは
機能の一部が
残ったとしても
現在のセンターと
新都心と
2ヶ所に
通わなくてはなりません。
ご家族の負担は
さらに重くなり
子どもたちに
しわ寄せがいくことに
なります。
移転予定地の
8-1A街区は
タワー誘致の
失敗をはじめ
数々の失敗を
繰り返してきた場所。
本来ならば
患者や
ご家族の意向
医療従事者の
意見を十分踏まえて
計画に移す問題ですが
こうした手続きも
踏まないまま
トップダウンで
県知事は
計画を
推し進めようと
しています。
私は
「こうした計画に
上尾市として
だまっているわけには
いかない」と考え
以下の点について
質問しました。
●上尾市からのセンター利用者数、救急搬送の数、県内で何番目の利用者数か。
→09年度の利用者は外来1405人、入院382人、救急搬送105人。県内2番目の利用者数。
●移転問題を市として市民に知らせてきたか。
→県の動向を注視しているので市民に直接知らせていない。
●移転により考えられる事態は。
→県民全体の利便性が高まる。
●県に対し市から何か意見をあげているか。
→知事が機能の一部を残すと発言しているが、内容は不明であるので県の動向を注視している。
移転によって
県民全体の
利便性が高まる
…という答弁を聞き
市は
利用者の実態を
知らないのでは
ないかと
私は
思いました。
私は
患者ご家族の声を
伝えました。
「もしも、さいたま新都心に移転したら、通院するのに、時間がよめない。病院に着くまでに時間がかかって、子どもの命が危険にさらされてしまう」
「電車で行けば近くなる、というけれど、電車で行く人は、ほとんどいない。車でセンターへ通っている人が大半。難病や障害を抱え、大きなバギーにのって、酸素ボンベを抱え、経管栄養をしている子どもたちが通っている。身体が不自由でなくても、人ごみではパニックや多動が起きて、電車ではとても通院できない」
この計画が
いかに
子どもたちの命や
人権を大事にしていない
ものなのかを
私は
強く訴えました。
現在地で
小児医療センターの
建て替えを行い
同時に
2つ目の赤十字病院の
充実もはかっていく。
こうすれば
すべての方が
賛成できる案になる
と思います。
あらためて
私は
市長に
質問しました。
「患者ご家族の立場に立って
センターを現在地で存続するよう
県に対し
要望していただきたいが
どうか」と。
市長は
「県が県民の利益を考え
総合的な見地から
整備計画を立案していく
ということなので
どのような計画になるのか
見極めていきたい」
と答えました。
上尾も入っている
中央医療圏は
今でも
小児救急体制が
非常に脆弱です。
移転となれば
更に
中央医療圏は
大変になります。
患者ご家族のみなさんが
いま市長あての要望署名に
取り組んでいますが
現時点で
2218筆の署名が
集まっています。
私は
患者ご家族の声を
市長が
直接
聞くように
要望しました。
市民の声を
聞かずして
判断は
つかないと
思います。
患者ご家族の
方たちが
今議会に
提出した請願に対し
「存続を求める」
ではなく
「一部機能を残すよう求める」
というように
文面を変えれば
賛成できる
などと
提案をしてくださる
議員の方も
いらっしゃるようですが
市民の請願権への
侵害ではないかと
私は思います。
請願を
受け取る側は
請願の趣旨を
よく聞くことが
求められるのでは
ないでしょうか。
患者ご家族の方の
願いは
なんとか
文面を変えて
請願に賛成して
もらうこと
などではなく
センターを現在地で
存続させることです。
市民の権利を
うばっては
ならない。
議員は
謙虚でなくては
ならないと
思います。
・・・・・・・・・
写真は
3月15日
県議会に
届けられた
センター存続を求める
知事あての署名。
3万8400筆を
県に
手渡しました。
埼玉県は
県立小児医療センター
(以下、センター)を
さいたま赤十字病院とともに
さいたま新都心
(以下、新都心)に
移転する
と発表しました。
突然の移転計画に
患者ご家族の方たちから
戸惑いの声や
今ある
岩槻区での
存続を求める声が
日に日に
広がってきています。
昨年の9月の県議会では
センター存続を
求める請願が
趣旨採択。
また
蓮田市、岩槻区では5万筆
伊奈町では1万5000筆の
センター存続を
求める署名が
県に提出されています。
移転先は
渋滞の激しい場所であり
車での通院を
前提とする
難病・障害をもった
子どもたちにとって
まさに
命がけです。
救急搬送にも
大きな支障を
きたすことは
まちがいありません。
県議会で
上田県知事が
「センターの
機能の一部を
何らかの形で
現在地に残す
検討をする」と
明言しましたが
まだ
具体的ではありません。
しかも
センターで
10数の診療科に
かかっているお子さんは
機能の一部が
残ったとしても
現在のセンターと
新都心と
2ヶ所に
通わなくてはなりません。
ご家族の負担は
さらに重くなり
子どもたちに
しわ寄せがいくことに
なります。
移転予定地の
8-1A街区は
タワー誘致の
失敗をはじめ
数々の失敗を
繰り返してきた場所。
本来ならば
患者や
ご家族の意向
医療従事者の
意見を十分踏まえて
計画に移す問題ですが
こうした手続きも
踏まないまま
トップダウンで
県知事は
計画を
推し進めようと
しています。
私は
「こうした計画に
上尾市として
だまっているわけには
いかない」と考え
以下の点について
質問しました。
●上尾市からのセンター利用者数、救急搬送の数、県内で何番目の利用者数か。
→09年度の利用者は外来1405人、入院382人、救急搬送105人。県内2番目の利用者数。
●移転問題を市として市民に知らせてきたか。
→県の動向を注視しているので市民に直接知らせていない。
●移転により考えられる事態は。
→県民全体の利便性が高まる。
●県に対し市から何か意見をあげているか。
→知事が機能の一部を残すと発言しているが、内容は不明であるので県の動向を注視している。
移転によって
県民全体の
利便性が高まる
…という答弁を聞き
市は
利用者の実態を
知らないのでは
ないかと
私は
思いました。
私は
患者ご家族の声を
伝えました。
「もしも、さいたま新都心に移転したら、通院するのに、時間がよめない。病院に着くまでに時間がかかって、子どもの命が危険にさらされてしまう」
「電車で行けば近くなる、というけれど、電車で行く人は、ほとんどいない。車でセンターへ通っている人が大半。難病や障害を抱え、大きなバギーにのって、酸素ボンベを抱え、経管栄養をしている子どもたちが通っている。身体が不自由でなくても、人ごみではパニックや多動が起きて、電車ではとても通院できない」
この計画が
いかに
子どもたちの命や
人権を大事にしていない
ものなのかを
私は
強く訴えました。
現在地で
小児医療センターの
建て替えを行い
同時に
2つ目の赤十字病院の
充実もはかっていく。
こうすれば
すべての方が
賛成できる案になる
と思います。
あらためて
私は
市長に
質問しました。
「患者ご家族の立場に立って
センターを現在地で存続するよう
県に対し
要望していただきたいが
どうか」と。
市長は
「県が県民の利益を考え
総合的な見地から
整備計画を立案していく
ということなので
どのような計画になるのか
見極めていきたい」
と答えました。
上尾も入っている
中央医療圏は
今でも
小児救急体制が
非常に脆弱です。
移転となれば
更に
中央医療圏は
大変になります。
患者ご家族のみなさんが
いま市長あての要望署名に
取り組んでいますが
現時点で
2218筆の署名が
集まっています。
私は
患者ご家族の声を
市長が
直接
聞くように
要望しました。
市民の声を
聞かずして
判断は
つかないと
思います。
患者ご家族の
方たちが
今議会に
提出した請願に対し
「存続を求める」
ではなく
「一部機能を残すよう求める」
というように
文面を変えれば
賛成できる
などと
提案をしてくださる
議員の方も
いらっしゃるようですが
市民の請願権への
侵害ではないかと
私は思います。
請願を
受け取る側は
請願の趣旨を
よく聞くことが
求められるのでは
ないでしょうか。
患者ご家族の方の
願いは
なんとか
文面を変えて
請願に賛成して
もらうこと
などではなく
センターを現在地で
存続させることです。
市民の権利を
うばっては
ならない。
議員は
謙虚でなくては
ならないと
思います。
・・・・・・・・・
写真は
3月15日
県議会に
届けられた
センター存続を求める
知事あての署名。
3万8400筆を
県に
手渡しました。
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プロフィール
趣味:
カフェめぐり、バスケ、ネイル、整理整とん、詩をかくこと、歌うこと、図書館通い(*´∀`)
自己紹介:
秋山もえ/ 上尾市議会議員3期目/ 家族は夫&こども3人/ 1976年2月11日に千葉県木更津市に生まれる/ Ally(性的マイノリティ支持)/ 手話を勉強中/ 自営パン屋を営む両親の手伝いをしながら育つ/ 小・中・高校と陸上競技、水泳、ロードレース、バスケットなどスポーツばかりの日々/ 身長170㎝/ 新聞奨学生として朝日新聞の配達・集金をしながら予備校2年間を足立区北千住&大学4年間を板橋区中板橋で過ごす/ 大学に在学中に日本共産党に入党/ ウルドゥー語(パキスタンの言語)を専攻/ 2000年3月大東文化大学国際関係学部卒業/ 2000年日本共産党埼玉県委員会勤務/ 2007年上尾市議会議員選挙に立候補・初当選/ 好きな食べ物は母がつくるすいとん、ひじき、豆腐、納豆、さつまいも、いちご、チョコレート/ お酒は梅酒を一杯くらいしか飲めない/ タバコは大嫌い/ 埼玉県上尾市西上尾第二団地2-19-503在住/ 048-783-0503/ 090-5394-7971/ mugendai2010@docomo.ne.jp
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